しかし、良くない勘は当たるものです。
明日キプロスを発つという日、私はウクライナ出身のホテルスタッフ、モニカ(仮名)に空港行きタクシーの手配を頼みました。
朝4:45に迎えに来てほしいと。
「わかったわ!」
彼女はその場でポストイットに書き込んで、カウンターに貼りました。
こういうときは、今すぐに電話してくれるのが普通なのですが(そのために、わざわざフロントで予約にしたのです)、なにやら忙しそうな様子![]()
私は、さり気なく4:45″AM”になっていることを確認し、
「朝4:45分。タクシーがないと飛行機に乗れなくなっちゃうから、確実にお願いね!」
と言い残して、街に出ました。
帰ってきたときに、彼女は言いました。
「明日の4時45分、タクシーを予約しておいたから」
しかし、その翌朝・・・
タクシーは来なかったのです![]()
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実はこのホテルの予約をとったときに、フロントが24時間体制でないことが、なぜかとても気になりました。
しかし、希望する立地に5連泊できるホテルの空がなく (自由気ままな旅、宿泊開始となる日に決めるからですが・・・)、立地を諦めるか24時間体制を諦めるかの2択、24時間体制のフロントを諦めました。
求めるホテルの立地は、滞在期間中に何をしたいのかによって決めています。
今回の場合は、
旅の最後だったので、お土産を買いやすいようにスーパーやお土産店が近く、
かつ各地へ出やすいよう、長距離バスの発着所にも近いこと
5連泊となるため、周辺にレストランが多いこと
が求める立地条件でした。
モニカは、建物の入り口で待つように言っていたけれど、ゲートを意味していたのだろうか?
しかし、ゲートにも、タクシーはいません![]()
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5分、10分と時間が経過していきます。
・あれほど、朝4時45分と伝えたのに、まさか午後4時45分に手配してしまったのか![]()
・モニカは、朝4時45分と伝えたが、タクシー会社が午後4時45分と思い込んだかのか![]()
・あるいは、運転手が寝坊したのか![]()
どんな事情があるのかはわかりませんが、タクシーが来ないことには、空港へ行く術がありません![]()
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キプロスで使える携帯電話も持ち合わせていません![]()
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私はSIMを交換せず、レンタルWifiで携帯とiPad(行く先によては、PCも)を利用していました。
現地でプリペイド式の携帯電話を購入することはあるけれど、「地球歩き」では、そこまでしません。
朝4時45分では街を走るタクシーはおろか、一般の車すら走っていません![]()
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このままでは、飛行機に乗れません!!![]()
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この飛行機に乗れないと、日本行きの乗換便にも乗れません![]()
新年の帰国ラッシュが続く頃です。ヘタすると、仕事にも間に合わなくなってしまいます。
今からタクシーを呼んでも間に合わないかもしれないけれど、やれるだけのことはやってみよう!!
ホテルに戻り、セキュリティーカメラが気になりつつも、
フロント内の電話機の受話器を上げてみました。
タクシー会社に電話しよう!
しかし、ボタンが多すぎて外線へのつなぎ方がわかりません![]()
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こうなったら、
運に賭けるしか方法はありません!!
荷物はホテルに置き、ホテル周辺を走り回り、通りがかる車か人に声をかけよう!(よりによって、上述のとおりレストランやお店の多い繁華街。そんな時間に車など通りません!数時間前までは賑わっていましたが)
しかし、誰とも出くわさないのです。
誰とも出くわさないのなら、ホテルの周辺で待ち伏せるほうが得策となります。荷物に近いから
しばらくして、1台がやってきました!![]()
「すみません、困っているのです。空港へ行きたいのですが、手配したタクシーが来ません。空港方面へ行かれるのなら、乗せていってもらえませんか?携帯電話をお持ちでしたら、タクシーを呼んでいただくか、電話を貸してもらえまえんか?」
運転手はとても困惑した表情で、言いました。
「ごめんなさい。今、すごく急いでいるんです」
そうですよね。
そんな時間に1人で車を走らせている時点で何か用事があったに違いありません。
「ごめんなさい!聞いてくださって、ありがとうございました!」

そして、再び待機しました。
今度は、男性が1人歩いてきました。
「すみません。困っているのです・・・・」
事情を説明して、携帯電話を貸してもらえないか頼みました。
(今から、タクシーを呼んでも手遅れだとは思いましたが・・・)
「ちょっと、待ってて!」
彼は、続いてやってきた3人の女性のもとへ走り、何か話し始めました。
「実は、もうすぐ私たちの車が来ます。運転手が良いと言ったら、空港まで乗せていってあげましょう!」
そして、やってきたドライバーさんに、私は事情を説明しました。
「この人達がそれで良いのなら、今すぐ空港へ行きましょう。ただ、1人の女性はこの近くに住んでいるから、その子を降ろしてからで良いですか?」
「もちろんです!」
運転手と4人の男女にもお礼を言い、荷物を取りに走り・・・
なんと!その車に5人で乗り込み(ぎゅうぎゅうパンパン、もちろん違反)、空港へ直行することになったのです![]()
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私を助けてくれた、4人はフィリピンからの出稼ぎの方々でした。
「仕事の後皆でおしゃべりしていたら遅くなっちゃったの」と言っていました。
ラルナカ市街から空港までは15分ほどです。
モニカが「空港まで15ユーロ」と言っていたので、助けてくれた運転手に40ユーロ(空港まで20ユーロ、助けてくれた彼らのタクシー代として20ユーロ。足りるのかどうかわからないけれど・・・)を渡し、空港へ駆け込みました![]()
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こうして、一波乱あったものの、ゲートクローズ(この時間を過ぎると搭乗不可になります)の前にチェックインできました!!
旅の神様、ありがとう!!![]()

さようなら、キプロス![]()
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さて、パンパンに詰め過ぎたスーツケースがパッカーンと開いてしまったトラブルを予測してくださったnoritakaさん、その予想はとても近かったです!!!
なぜなら、
重い荷物ばかりをパンパンに詰め過ぎたスーツケース(行きは9キロ、帰りは20キロ超え。簡単にはふさがらず、自らスーツケースに乗り、施錠)は、途中で割れたらしく、テープぐるぐる巻きになって戻ってきたのです![]()
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テープグルグル巻きスーツケースは、人生で2度目でした![]()
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ちなみに、一度目はベネズエラからの帰国便で、アメリカン航空が補償してくれましたが、今回は充分に使ったスーツケースなので、クレームは出していません。
あきらかに詰め込みすぎでしたし![]()
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長期にわたる、キプロスシリーズにお付き合いいただき、ありがとうございました![]()
お手間でなかったら、キプロスで見た虹
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その願い事、私の旅の神様でよかったら、伝えておきます
なんて^^
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そして、今日も最後までおつきあいくださり、
ありがとうございました![]()

