「今ここ」は、現地から1枚の写真とともにその日に起こった出来事をリアルタイムで綴るシリーズです
クリスマスですね
わざわざ説明するまでもなく、昨日はクリスマスイブでした
キリスト教徒が大半を占める「南」（キプロス共和国）では特別な日。
お店の多くが閉まっていて街はひっそりとしていました。
一方、ムスリムが多い「北」では、普通の日と大して変わらず、商業的にクリスマスを祝うことはあっても、宗教的な意味はないようです。
私は今、「北」の北キプロストルコ共和国にいます。
昨日、無事に「北入り」しました。
言葉が変わり、通貨が変わり、人々の顔立ちや衣装が変わり・・・
わずか数百メートル違うだけでこんなにも違うものかと思います。
そんなこんなの話は別の機会に譲るとして・・・
今日は、これまでのツキが、ちょっと調子を崩しているというお話です
こちらは、日が暮れるのが早いです。
16時頃から暗くなり、17時には真っ暗になっています。
街灯も少ないので、ちょっと怖いです(北)
一方、「南」にはお店がたくさんあり、遅くまで営業しているお店も多いです。
そんなわけで、人通りもそれなりにありました。
到着したばかりの国です。真っ暗になる前に、どこかで適当に食べて行こう！とグーグルマップを開きました。
帰り道にあるレストランを探します。
トルコ料理を食べたかったのですが、それらしきお店がなくグーグルによると「健康料理」と表示されるお店があったので、そこで「一番量の少ない料理」を注文しました。へんな注文の仕方^^;
で、出てきたのが、これです
小さく見えるかもしれませんが、結構な量です
ミニトマトなんて、日本のと比べものにならないほど大きいし
「一番量が少ない」でこれなんて
そんなにお腹すいていないんだけれどなぁ。
ところで、フライドポテトって健康的なのだろうか？
でも、出されたからには、食べます！
完食しました！
そして、ホテルへ帰りました。
ホテルのレストランはクリスマスを祝う家族づれやカップルで賑わっていました。
クリスマスらしいあたたかい雰囲気が伝わってきます。
横を通り過ぎただけですが^^
「よし、よし、そうだろうと思って、ちゃんと食べてきて正解だったわ！」
クリスマスには、クリスマスの特別ディナーしか出さないホテルが多いです。
そうなると、お客さんたちもクリスマスを楽しもうとやってくる人たちばかり。
適当に食べてくるというのは、一見正解のように思える選択でしたが・・・
レストランが静まりかえった頃、受付のマイが声をかけてくれました。
彼女とは年齢が近く(パスポートを確認された際「本当に？」と話しかけられ、彼女の年齢をおしえてくれた)、お互いに「(実年齢には)見えないよね〜？」などと言い合いながら、到着早々いろいろ話し、ちょっとした “友達”になっていたのです。
「クリスマスディナー、どう？」
「食べてきちゃった」
「えー？？１人で？ クリスマスって特別ではないの？」
「そんなこと言われても。だって、私、さっき到着したばっかりだよ。知り合いなんていないし」
「残念。あまってるからお金いらないし、どうかなって思ったの」
「えー！！」
・・・こうして、私は無料クリスマスディナーを逃したのでした
連日ツイていましたが、
これはツイてるんだかいないんだか・・・
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では、また明日
