しばらく前に「馬乳酒作り(前編):馬の乳を搾る」という記事で、
馬の乳搾り
について書きましたが、
そのときに、あるものの存在を完全に忘れてしまっていました
あるものとは・・・

馬の乳しぼりの様子を収めた動画が見つかったのです!
撮ったことを忘れてしまってました
あの頃は感動の連続で
写真や動画を夢中になって撮るくせに、
次の日にまた別の感動に出会うと、
そっちに意識が100%いってしまう・・・
の繰り返しだったのです
「モンゴル遊牧民、馬の乳搾り」
現地で撮った動画です。
よかったら、見てみてください
✔子馬に母馬の乳を吸わせて、
出が良くなったところで人間がお乳を横取りします。
動画は、子馬が母馬のお乳を吸っているところからです。
https://static.blog-video.jp/?v=0zXWty1VrwitIPm72xjNzQ4q
初めてこのブログを見てくだっている方のために、
馬乳の搾乳手順を簡単に説明すると・・・
*********
1)馬の足をロープで縛って、動けないように固定します
※馬が搾乳者を蹴飛ばしたりしないようにするためです
2)ロープに繋がれた子馬が連れてこられます。
3)子馬が、母馬からミルクを吸います。
お乳がでてきたところで・・・
4)子馬を引き離し、人間が搾乳するのです
名付けて、「お乳横取り搾乳」
*********
よぉーく見ると・・・
”お母さん”は左の膝にバケツを乗せ、
左腕(←恐らく)と左膝でバケツを固定しながら、
両手で搾乳しています!!!
微妙なバランスをとるために、
左足はつま先立ちになっていますね、
なんと、器用な!!!
ちなみに、反対側から搾乳の様子を見ると、
こんな体勢です

馬の脚を抱きかかえるようにして、搾乳するのです
ちょうど良い画像がなかったので、
最近買った絵本の中から、ピックアップしました

モンゴルから帰国後、この絵本に出会いました。
細かいところまで忠実に描かれていて、
ページをめくる度に
「あ、これ、ウルムを作っているところだ!」
というように、現地で見たことが描かれていて
細部まで楽しめる素敵な絵本でした
同時に、遊牧民の生活は、
昔も今も大きくは変わっていないことがよくわかりました。
*****
こちらは、牛の搾乳の様子です
牛は搾乳者を蹴飛ばしたり、暴れたりしないので
(馬もお乳を横取りしようとするから、暴れるのだと思うけど・・・)
搾乳もラクですね
1回にとれる量も多く、朝夕の2回で大丈夫なんですよ。
馬は、1日6,7回。
1回にとれる量が少ないから
もし、お手間でなかったら、上の牛の乳搾りの画像を
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今日もありがとうございました