食べきれなかった料理を残した私は、友人Jから厳しいダメ出しを食らってしまいました (関連記事はコチラ→ドイツ人一家とオーストリアで休暇:J家のマナーレッスン)
でも、オーストリアの1人前と日本の1人前では、ボリュームが全然違います。食べきれないものは食べきれません
私は、どうしたら良かったのでしょうか
皆さまなら、どうしましたか
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10代後半、ドイツ人一家と過ごしたオーストリアでの休暇J家のマナーレッスン①の続きです。
※J家のマナーレッスンは”Discoveryシリーズ”のため、エッセイ調です。そして、このエッセイは、3月にUPしたものです。加筆修正なしで画像のみ添えます。



この旅を通して、私はヨーロッパ文化の多くを学んだように思う。
伝統を大切にするJと彼の両親からは、テーブルマナーや立ち居振るまいを仕込まれた。
10代の日本娘がナイフとフォークで骨付きのお肉を食べられるようになったのも、ゆで卵の食べ方やバナナをフォークとナイフで食べる方法を知ったのも彼らのおかげだった。

画像はお借りしてきました:https://recipes.sainsburys.co.uk
女性は荷物を持たないこと、
建物のドアはもちろん車のドアも開けないこと、
雨の中男性がずぶ濡れになって女性のために何かをしてくれるのなら、堂々と待っていればよいこと
を学んだのも彼らのおかげだった。
えっ、日本では通用しない
村のウエイトレスの悲しげな表情のおかげで、私はまた一つ学ぶことになった。
Jが言う。
残すなら、その一品に手をつけるな、と。
「例えば、お肉がメインの皿にニンジンと豆類がのっていたとする。
そのほかには、パンとスープとサラダが出たとする・・・・・・」

画像はお借りしてきました:https://gastronews.wien
それって、まるっきり私のオーダーじゃない。
私は彼を睨む。
「全部食べられそうにないなら、例えばニンジンとサラダを諦めるんだ。
野菜は苦手だから食べられない、と言うことになるだろう。
全部に少しずつ手をつけて食べ切らないのはよくないんだ。
特にこういう片田舎では。
まずかったから食べなかった、ととられても仕方ないさ」
なるほど、私は頷いた。
早速Jのアドバイスに従うことにした。
Jのアドバイスに従って、手をつけたものは必ず平らげるように
したものだから(せっかくの異国のお料理ですもの、手をつけないなんてもったいない!)、
体重の増加はさらに加速し、胃袋は三倍に膨らんだ。
胃袋は大人サイズでも、
私の体はいまだに子供サイズである
お・し・ま・い

コップルは、とてものどかな村でした



昨夜、noritakaさんからいただいたコメントにお返事を書いていたときに、とってもキュートなエピソードを思い出しました
思い出し”ちゃった”のです キターッ!
ここで、ちょこっとシェアさせてください
息子と恋人ごっこを楽しんでいる外国娘を家族旅行に招待してくれたJの両親は、素敵なカップルでした
旅の途中、あちこちの町で立ち寄り、観光や食事を楽しむのですが、JパパはいつもJママのために車の助手席のドアを開けていました。
そんなご両親のもとに育ったJも、私にそうしてくれたのは言うまでもありません。
しかし、この家族旅行は4人で1台の車でした
=助手席は1つしかありません
となると・・・
どうなったと思いますか
JパパがJママのために助手席のドアを開けている真後ろでJが私のために後部座席のドアを開けてくれるのです。
=2枚の扉が同時に開きます
今思うと、とってもキュート
さすが、10代恥ずかし気もなくやっていました。若いっていいなぁ~
お付き合いいただきありがとうございました

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
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