昨日ご紹介しました、タラの丘からほど近いところにある、古代遺跡をご紹介します。
これは、何のために作られたのだと思いますか

私はてっきりお墓とばかり思い込んでいたのですが、考古学会の研究によると、このニューグレンジをお墓とする説が”優勢”ということだそうです。
通路を抜けて最深部分にあたる十字の部屋に火葬された人骨が置かれていたりしたからだそうですが、一方で天文学や工学からの見地、レイライン説(→Wikiへリンク)などがあり、長く人々の関心をひきつけているようです。
なんと、この遺跡、紀元前3100年から2900年の間に建設されたとされていて、放射性炭素年代測定によると、エジプトの大ピラミッドより500年、イギリスのストーンヘンジより1000年先行しているのだとか!
さあ、この墳墓(←決めつけている・・)に入ってみましょう
ここが入り口です

入り口の上に見えるのはルーフボックスという、太陽光の入り口です
巨石には、渦巻き模様が彫られています

この渦巻きは、輪廻を表しているとも言われています
残念ながら中は撮影禁止だったため画像がないのですが、
入り口からまっすぐに伸びた18メートルの通路が奥の十字の形をした部屋まで続いています。
そして、年に1度冬至の朝、日の出の太陽光がピタッとこの長い通路を奥まで照らすのです。
※現在は、4分程度の差異が生じているそうですが、計算によると5000年前は冬至の日の出とぴったり一致したはずだそうです。
すごいですね
古代では、冬至は冬の間に衰えた太陽が息を吹き返す、「再生」「復活」「誕生」を意味する日なのだそうです。
この日に墳墓(←また決めつけている)の奥までを照らすなんて、やっぱり死者の復活を願ったとかそんな意味合いがあるのでしょうか!?
中はツアー形式でのみ公開されていて、この年に1度のビッグ・イベントをライトをつかって再現してくれます。
すーっと光が射す様には誰もが息をのみますよ。
私も感動しました

ニューグレンジ周辺の風景
ちなみに、アイルランド神話によると、このニューグレンジは妖精の塚ということになっています

後記:実際にここに来るまで冬至のイベントのことなど何も知らなかったのですが、冬至生まれの私としてはガイドさんの説明を聞き感動せずにはいられませんでした。
この現象が発見されたのは、1967年12月21日だそうです。割と最近なんですね。

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
画像を軽くタッチ(クリック)して応援していただけたら、
とっても嬉しいです❤
応援ありがとうございます♥
いただいた1クリックは、「にほんブログ村」での1票となりました!!私の励みです
そして、本当に厚かましいお願いですが、こちらもポチってしていただけたら、とってもうれしいです
世界一周ランキングにも登録しました!!
今日も最後までおつきあいくださり
ありがとうございました
