姪の結婚式から2週間。
その節はお祝いのお言葉をいただき、ありがとうございました!『初めて触れられたとき、あなたのものになるとわかった!』今日は、超さらりと。 姪っ子の結婚式に来ています。 (正確には、その帰りの電車の中超リアルタイムでアップします) コロナ禍、2020年に結婚し、挙式を控えてき…ameblo.jp
今日は、その直前に訪れた萬松園(ばんしょうえん)をご紹介したいと思います。※ 全2回を予定
というのも、萬松園は重要文化財として国に指定されていますが、公開は月に1,2度催される、完全予約制の見学会(定員20名)という、レアな建築物ということを知ったからです。
式場の敷地内にありました。
もちろん、萬松園自体が素晴らしいものであったことは言うまでもありません。
美しい部屋の数々、随所に施された工夫に、私の目は釘付けに、心は鷲づかみされてしまいました。
「このお屋敷で1日過ごしたい!」
と思ったほどです。
「ところで、萬松園って何?」
というところから、お話します。
私自身、訪れるまでよくわかっていなかったのですから
萬松園は、日本初の女優と言われる、川上貞奴(1871-1946)が晩年に建てた別荘です。
正月、5月、9月の年に3回、貞奴が貞照寺(川上貞奴が亡き夫や養母、縁故者を弔うために建立)を参詣するために建てられました。
年に3回訪れるだけなのだから簡素な別荘かと思いきや、全26室の贅を尽くしたお屋敷には川上貞奴の並外れた感性が注ぎこまれていました。
敷地面積1000坪、建坪150坪の萬松園は、鵜飼で有名な木曽川の畔にあります。
屋敷のどこかから外を撮ったものです。
木曽川が見えますよ。
さて、ここで軽く「川上貞奴って、誰?」にお答えします。
(ご存じの方は、スルーしてください)
日本初の女優と言われる川上貞奴のデビューは、40歳の時に死別した夫、川上音二郎率いる一座のアメリカ公演でした。
翌年のイギリス・バッキンガム宮殿での公演、パリ万博、及びフランス大統領官邸での公演、続く翌年のヨーロッパ公演(全71都市)を通して、貞奴はその名を不動のものにしました。
アメリカのマッキンリー大統領やイギリスのヴィクトリア女王とも謁見していたようですね
政財界では、初代内閣総理大臣伊藤博文や電力王と言われた福沢桃介とも縁があり、女優を引退してからは福沢桃介と共に木曽川上流にある7ヵ所のダム開発に尽力したようです。
画像は迎賓館サクラヒルズ様より拝借
なるほど!
これほどの別荘を建てられるわけです。
萬松園は、彼女の類を見ない感性と財力によってつくられた邸宅なのですね。
正面玄関の写真を撮り忘れてしまいましたが、入ってすぐこんな引き戸を見た時から私の心は踊りました。
「もしかして、ここ、
すごいところかもしれない」
実際にすごいところなんです。
1)例えば、これ
一見、ただの芸術作品に見えます。
しかし、実は電気等のスイッチを隠す扉なんです
これを開くと、スイッチがズラリと並んでいました
たしかに、スイッチなんて見えないほうが美しいですものね。
2)これだって、ただの美しい引き戸のようですが・・・
私は、色彩の美しさに立ち止まってしまいました。
見た場所は廊下でした。
だから、戸を開くと部屋があるのかと思いきや、ワードローブだったり
中には、ハンガーがかかっていました。
3)また、客室の隅で見つけた、これ
女中さんを呼ぶ時の呼び鈴だそうです。
部屋を換気したいときなどに、さりげなくこれで合図したそうです。
客室は、たばこの煙でモクモクになることが多かったのだとか。
これだけ目立たなければ、お客様に気づかれることなく、女中さんを呼べますね。
今日は紙面の関係で?(ウソやん!)ここまで
続きは、次回また
ということで・・・・
Ciao!
…の前に、
邸宅の中でも、私が一番気に入った「サンルーム」からチラリと
案内してくださった方に、1枚撮ってもらいました(^O^)/
ああ、我が家にこんなお部屋があったらなぁ♪♪
今度こそ、本当に・・・
Ciao!
萬松園の所在地:
萬松園:岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町3-82-2
お問い合わせは:迎賓館サクラヒルズ川上別荘 058-384-0700
こちらは、LINEやらクター、ブラウンのお部屋です
韓国・ソウルで撮りました
貞奴のサンルームとは大違いですね
夢のあるお部屋でした。
下の画像をやさしくタッチ(クリック)して、このブログを応援していただけたら、とっても嬉しいです
応援ありがとうございます♥
いただいた1クリックは、「にほんブログ村」での1票となりました!!私の励みです
そして、本当に厚かましいお願いですが、こちらもポチってしていただけたら、とってもうれしいです
世界一周ランキングに登録してみました!!
今日も最後までおつきあいくださり
ありがとうございました
****英検に関するお知らせ****
BRIDGEでは、6月4日(土)に2022年度第1回英検を準会場として実施します!
BRIDGE(名古屋金山)https://bridge-els.com/