長らく封印してきたエジプト旅。
オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。
何がそう不愉快かって・・・( ´艸`)
それは・・・
“不幸な”エジプト記の始まり始り~
前回までの”不幸”話はこちら:
1) 出だしは悪くなかった
2) エジプトを舐めるな !
9) 観光大国エジプトの恐るべきぼったくりルール『不幸なエジプト記:観光大国エジプトの恐るべきぼったくりルール (ギザ)』長らく封印してきたエジプト旅。 オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。何がそう不愉快かって・・・( ´艸`) それは・・・ “不幸な…ameblo.jp
他にもこんなことが!
第10話: 100エジプトポンドしかありません!
メンカウラー王のピラミッドの近くで私に声をかけてきたツーリストポリスは、私が乗駝料として130USドル支払ったことを知ると、「乗駝料はどれだけ高くても、100USドルまでと決められている。30ドルは返金させます」と言った。
これは、クフ王のピラミッドかな?
元の高さを示す棒が立っている、一番大きなピラミッドがクフ王のピラミッド
それにしても、ピラミッドは巨大である。人々が米粒に見える。
130USドルという金額を聞いた時は、その額に驚きと込み上げてくる笑いを隠しきれなかったツーリストポリスだったが、徐々に怒りが込み上げてきたようだった。
ラクダ使いには、かなり強い口調で話していた。
明らかに怒っている。
ラクダ使いが個人事業主なら、彼が30ドルを返金すべきだが、私が支払った相手はラクダ屋の店主である。
ラクダ使いはラクダ屋の店主に電話し、その携帯電話をツーリストポリスに渡した。
カフラー王のピラミッド
三大ピラミッドの真ん中にあり、上部に表面石が残っているのがカフラー王のピラミッド
30ドルなどという大金を一ラクダ使いが返金できるわけがない。
乗駝料の相場が16USドルならば、彼が店主から受け取るのはそのうちの5-6ドルといったところだろう。
ツーリストポリスはラクダ屋の店主としばらくやり合ったが、らちが明かないらしい。
ラクダ使いが所持していた100エジプトポンド(当時のレートで約1500円)を回収し、私に言った。
「超過分の30USドルを返金すべきですが、ラクダ使いが今払い戻せるのは100エジプトポンドだけです。どうしますか?」
私は「100エジプトポンドで構いません」と答えた。
これ以上、話を長引かせても、ラクダ使いはお金を持っていないのだし(実際は持っていても)、長くなれば長くなるほど私のピラミッド観光時間は減る。
私は、100エジプトポンドを受け取り、再びラクダに乗ることにした。
メンカウラー王のピラミッドの中は、もうどうでもよくなっていた。
少し離れたところから三大ピラミッドを見たいと思った。
そして、その様子を買ってきたばかりのカメラに収めておきたかった。
せっかくなので、写真の中におさまっておこっと。
もう、お気づきの方いらっしゃいますよね?
実は、この格好は私の中近東バージョンです=オマーンのときと全く同じ
旅支度に時間を取られたくないので、方面別に衣装が決まっています。
決めておけば迷わない!
あぁ、遠い未来(=現代)にブログを書くとわかっていたら、もう少し工夫したのになぁ。。
驚いたのは、その後だった。
私がラクダ使いと共に出発地点であった、ラクダ屋に戻ると、そこにはイブラハムがいた。
彼は私が話さずとも、ツーリストポリスに捕まったことを知っていた。
そして、返金された100エジプトポンドのうち70ポンドを出したのは自分だと言った。
はっはーん。
ついにボロを出したか。
私が驚いたのは、イブラハムがそこにいたことだけではない。
この後彼は、ある行動に出た。
次回へつづく・・・
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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