ところで、
オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、
☑ マスカットのタクシー運転手バダル、
☑ サラーラの富豪ザキーム、
☑ 政府の官僚ムスラーム
サラーラのタクシー運転手サイーフも、私がオマーンという国を知るのに一役買ってくれました。
特にストーリー性があるわけではないけれど、前号の続きとなるので、リンクを貼っておきます。
1) オマーンのタクシー『サラーラ、再び:オマーンのタクシー』ところで、オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、 ☑ マスカットのタクシー運転手バダル、☑ サラーラの富豪ザキーム、☑ 政府の官僚ムスラームだが、 …ameblo.jp
第2号:
せっかく、良さそうなタクシーを見つけたのだから、歩いて行くにはちょっと遠いところへ行ってみたくなった。
「野鳥保護区に行きたいです!」
(鳥嫌いのくせに・・・ フラミンゴを見たい気分になったの)
「そこは遠いから、別の日にしたほうがいいですよ」
サイーフは言った。
地図で見る限りでは、それほどには遠く見えなかったが、無理に行くこともないだろうと思った。
「そうですか。それなら、公園に行きたいです」
(そもそもの目的地の博物館へ行けばよいではないか!)
一度、バード・サンクチュアリ(とLonely Planetに書かれていた) と呼ばれる野鳥保護区へ行くイメージができあがってしまうと、自然に触れたい気持ちが膨れ上がってしまうものなのだ。
「公園ですか?サラーラ公園なら、近くにありますよ」
「では、そこでいいです」
(主体性のない旅行者)
「女性専用公園ですけど、良いですよね?」
良いに決まっている
どこからどう見ても、私は女性だし、男性と絡みたいとも思っていない
「もちろん。女性専用公園なんて、なお行ってみたくなりました」
街では女性を見かけないが、実は公園に集っているに違いない!
私はワクワクしてきた。
ほどなく公園についたが、
残念なことに、その日は清掃日に指定されていて休園となっていた。
正確にいうと、毎週土曜日は清掃の日だった。
サイーフはどうも、サラーラのことをあまり知らないようだ
バード・サンクチュアリも言うほどには遠くない。
サラーラは郊外に遺跡などの見所があるが、市内には特にこれと言った見所がない。
もちろん、アルバリードは必見の遺跡だ。
しかし、隙間時間で行くようなところではない。
「どこか良い場所を知りませんか?」
「どんな場所に興味があるのですか?」
(良い質問だわ!)
「アルバリード遺跡を訪れたくてサラーラまで来ました。『乳香の土地』(当時は『乳香の道』と呼ばれていた)に興味があるのです!」
「乳香の土地(The Land of Frankincense)を見るために、わざわざ日本から?」
「はい、そうです!」
「それなら、お勧めの場所があります!」
そう言って、連れてこられたのがThe museum of the Frankincense Land(乳香の土地博物館)だった。
(”乳香の土地”博物館!そのままのネーミング)
実は、その乳香の土地博物館こそ、私が訪れたかったサラーラ博物館だった
つまり、
サラーラ博物館は私が訪れた時点ですでに閉館となっていて、博物館の貯蔵品を引き継いだのが、乳香の土地博物館だった。
The museum of the Frankincense Land(乳香博物館):
着いたときに写真を撮っていなくて、帰りがけに撮ったため、外が暗い
乳香博物館は、私が訪れた2007年に完成したばかりだった。
(私は、すでに閉館となっていた博物館を探し求めて、4-5kmも歩いていたことになる)
サイーフから聞いた、
「タクシー運転手はオマーン人しかなれない」こと、
「クッマ(帽子)を被っていないだけでも、警察に咎められるほど着用が厳守されている」ことをもっと早く知っていたら、最初からタクシーに乗ったのに。。。
様々な場面で多くの痴漢に遭ってきたが、少なくともディスダーシャ姿のオマーン人の痴漢には遭っていなかった。
となると、タクシーの運転手は、まあ信用して良いと考えられる。
私は、「痴漢の多いオマーンでは、密室で2人だけになるタクシーはできるだけ避けよう」などと考え、それまでずっと無駄に炎天下を歩き、体力を消耗していた
次回へつづく・・・
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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