答え合わせの時間です!:謎の物体の正体とオマーンの香文化

さて、この謎の物体下矢印は一体何なのか?

答え合わせの前に、もう一度よぉーく見てください。

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はい、たしかに黄金糖純露のようです。

飴、キャンディと答えてくださった方が4名様いらっしゃいましたキラキラ

実は、手作りの黄金糖です!

・・・そんなわけないですね爆  笑

一番多かったご回答が琥珀でした。

10名様以上の方が琥珀と答えてくださいました。

「琥珀に見えるけど、それでは難易度MAXにならないから」と、あえて外された方も何名様かいらっしゃいます!びっくり

何名様からは乳香というご回答をいただきました。

サラーラは「乳香の土地」(世界遺産でもある)と私が繰り返し言えば、そうかな?と思いますよねアセアセ

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乳香、たくさん買ってきました。

探して見たら当時持ち帰ったものがまだ残っていました。

乳香については、別記事にてご紹介したいと思っています。

え?

違うの?ポーンポーン

実は、

私もよくわからない、謎の物体なんですガーン

 ・

 ・

 ・

どういうこと?

はい、順を追って説明します!

オマーンという国は、香り文化の発達した国だと思います上差し

「世界一高価」と言われる、香水アムアージュ(Amouage)を生み出した国ですから。

Amouageは、オマーンの前国王の命令によって1983年に創設された、香水ブランドです。

実に多くの種類の香水を作っていますが、どれもオマーン特産の乳香(フランキンセンス)をベースに天然の香料で作られています(と言われています)

世界一高価と聞くと、値段も気になりますよね?

平均的なものだと、100mlのオードパルファムが、1本US$340くらいです。名前程には高価ではないです。

私には、香水に夢中になった時代があります。

懐かしき20代( ´艸`)、マリリンモンローの話を聞いて、シャネルの5番をまとって寝てみたり・・・。調香師にオリジナルの香水を作ってもらったり・・・。

そんなめちゃ香水フリークだった時代を経て、無香を心地よく思うようになってから17-18年くらいたつでしょうか。180度真逆の転換( ´艸`)

オマーンに出かけたときは、香水(マイ)ブームが去った後でした。

しかし、惹かれたものがありました。

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現地では、家々でお香を毎日焚き、その香りを家に、衣服に、焚きしめるのだそうです。

(現地では女性は家に籠っていて、ついに女性と出会うことなく、直接は話せたのは男性ばかりでしたが)

とても良い香りですキラキラ

特にこちら下矢印は、それまでに出会ったことのないすばらしい香りでしたキラキラ

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紹介してくれたのは、サラーラで出会ったタクシーの運ちゃんでした。

正確にいうと、紹介してくれたのでなく、私が首を突っ込んだのでした爆  笑爆  笑

運ちゃん(ちなみに、名前はサイーフ)は、奥さんと5人の子供たちを首都マスカットに残し、サラーラに単身赴任していました。

※本職は陸軍勤務。タクシーは副業

5人の子持ちといっても、まだ30代びっくりびっくり

早婚、子だくさんという、オマーンの典型的な夫婦のようでした。

その奥さんが、サラーラ土産として「買ってきてほしい!」と頼まれるのが、お気に入りの調香師によって作られる「香」だとかで、こんな瓶を調香師の家で何本も買っていました。

「その匂い、とても気になる!」

と嗅がせてもらったところ、すごく良い香りびっくりラブだったので、私も一瓶買ったのです。

香水フリーク復活?( ´艸`)

確か、1瓶7000円くらいでした。

市場では2-3倍の値段で売られているもののようでしたびっくり

これをオマーン製の香炉で焚いてみます下矢印

https://static.blog-video.jp/?v=6HPHkhFysHd1SokTCsfhHGLy

ひぇー

黒い煙がモクモクゲローゲロー

14年前はこんなに黒くなかったような?

劣化してしまったからなのか?

それが、これ下矢印とどう関係があるのか?

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実は、このお香を焚く習慣、

帰ってきたばかりの頃は「よい香り~」と楽しんでいたのですが、もともとが無香生活(無人工香料の意)の時代に入っていたため、そのうちに使わなくなり・・・・

ついには、瓶ごと黒い厚いビニールの袋に入れてほったらかしになっていたのです。

しかも、普段は使わない、の部屋。洗濯物を干すのには、使うけど

夏はかなりの高温になったと予想される部屋に。

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オマーン記事を書くにあたり、

このお香やフランキンセンスのことを思し、私は探してみました。

見つかりました\(^o^)/

しかし、この瓶やビニール袋の中が油(精油)でべちゃべちゃになってしまっていました。

1瓶、あるいは瓶の蓋から漏れた?物質

2瓶に結露した水滴?(油みたいにべちゃべちゃだけど)

が、

放置された14年の間に、新しい物質を生み出したのか?微細な塊ができていました。

瓶についていたものは洗い流してしまいましたが、中がべちゃべちゃのビニール袋を処分しようとしたときによく見ると、これが付着していたのです

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めちゃめちゃきれいなんですけど?びっくりびっくり

光を当てると宝石のように輝きますキラキラキラキラ

「乳香が特産のサラーラ」で作られたお香のため、砕かれた乳香(フランキンセンス)がたっぷり使われていることは、その香りからも間違いありません上差し

そのほか、何十種類もの精油が使われています。

そのため、この黄金糖のような琥珀のようなものは、ものすごく良い匂いです!

乳香は、もともと樹木に傷をつけて分泌される樹脂です下矢印

画像はお借りしてきました

14年の間に、パウダー状になってお香に混じっていたものが、他の精油と混じり、溶けだし、冬に固まり・・・を14年間繰り返してきたのでしょうか?

もっと、もっと長い年月を経たら、”香石”になるのでしょうか?

いや、すでになっている?びっくりウインク

さらに長い年月を経て、コーパル(半化石)と化し、ついには琥珀(化石)になるのでしょうか?

そんなわけで、出題者自身も説明がつかない、難易度MAXの問題でございましたお願い

ご回答いただいた中で一番近いのは、モロボシ直人さんの「香石」、つづいて、TOSHIJIさん「香水」わだのりさん「龍涎香」だと思います。

そして、その物体を創り出した主成分として「乳香」があることは間違いありません。

乳香とお答えいただいた、ぽちさん(「琥珀化した乳香に虫が入ったもの」とお答えくださいました!メチャ近いです!)、あじょあじょさん、noritakaさん、atuskoさん、

琥珀とお答えくださった、朧月夜さん、 やなさん、 ken1さん、 イエスちゃんさん、 Ixionさん、 ティーさん、 いおなさん(琥珀の模写)、 ponponさん(琥珀の石鹸)、 はなと歩けばさん、 はぜ夫人さん、 みなみ風さん、

珍回答で私を楽しませてくださった皆皆さま、

皆さまご正解!

としたい気持ちでいっぱいです!!キラキラキラキラ

実は、難易度MAXのため、乳香、コーパルあたりは、準正解、あるいは正解とさせていただこうと思っていたのですが、

「香石」とお答えいただいたモロボシ直人さんさん、

「琥珀化した乳香に虫が入ったもの」とお答えいただいたぽちU^ェ^Uさんさん

を今回のクイズの大正解者様拍手拍手拍手拍手

「香水」とお答えいただいたTOSHIJIさん, を正解者様(練り香水とかありますしね)拍手拍手拍手

reaさんもご正解です!(追記) 

乳香、琥珀とお答えいただいた、皆様を準正解者様

とさせていただきたいと思います!拍手拍手

ご回答いただきました、34名の皆さま

一緒に考えてくださった皆さま

改めて、お礼申し上げます!!

ありがとうございました(^O^)/

とっても楽しかったです!

いまだにどんなメカニズムでこれができあがったのか、

よくわかっていないけれど(^^;

ブルー音符

オマーンシリーズ『アラブ純情物語』いよいよ最終回を残すのみとなりました!

ブルー音符

私が、アラビア半島の東端に位置するオマーンを訪ねたのは2007年でした。

今でこそ観光にも力を入れている(ように見える)オマーンですが、当時はまだ観光客を受け入れる体制ができていませんでした。

世界の常識が通じないのか?と思うほどの破廉恥行為を受けること多々えーん、女一人でのこのことやってくるようなところではありませんでしたチーンチーン

そんな頃のオマーン旅から、『アラブ純情物語』と題して、オマーンでのちょっとドキドキなエピソードを綴っています。

※「アラブ純情”物語”」は、100%ノンフィクションですあくまでも、物語”風”記事ですニコニコ

これまでのストーリーはこちらです下矢印

まえがき)過酷なオマーン旅(2007年)

1)  近づいてきたアラブ男

2) 売春宿にされたら困るので

3)  これは策略か?

4)  紳士か策士か?

5) 君をニズワに連れて行く! お金はいらない

6)  とりあえず、30リアル

7)  忍び寄る悲劇・ニズワ・フォート

8) 謎の男が現れた

9)  謎の男の正体

10) 肝心なときにいない男

11) 戻ってきた男たち

12)不機嫌な男

13) 私を降ろす?

14) I’m so sorry.

15) バハラ城砦

16) オマーン料理&「それ、褒めているつもり?

17) 「明日も会えるよね?」

18) アラビア海を見に行こう!

19)ショッピングモールへ

20) アラビア海で

21) 第4の悲劇

22) 急げ!今行けば間に合う!

23) インドバス、中はオマーン式

24) サラーラに到着!

番外)オマーン人は外国人と結婚できない?& これは、なに?『サラーラに到着! (オマーン)』私が、アラビア半島の東端に位置するオマーンを訪ねたのは2007年でした。今でこそ観光にも力を入れている(ように見える)オマーンですが、当時はまだ観光客を受け入…ameblo.jp

世界遺産『乳香の土地』(私が訪れた2007年当時は、『乳香の道』と呼ばれていた)、アルバリード遺跡

ピンク音符

オマーンの旅、なかなか手強い旅でしたゲローゲロー

外に出るときは、頭にスカーフを巻き、くるぶしまで隠れるスカートを穿いていました。

毎日同じ格好・・・ガーン

お手間でなかったら(ちょっとお手間でも?ウインク

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