あぁ~、ダメだ。
いつものようなブログが書けない。
いや、書こうと思えば書けるけど。たぶん。
どっちなの?
でも、今日は私のスクールの大切な生徒様に伝えなければならないことがあります。
皆様1人1人に直接お伝えしたいのですが、時間がありません。
だから、まずは、この場をお借りして、お話ししたいと思います。
「旅ブログ」や「英語ネタ」を楽しみにしてくださった皆さま、驚かせてしまってごめんなさい
こんな形で自分のブログを使うのは初めてです。
今日1日だけ許してくださいね。
かわりにといっては何ですが、旅する中で出会ってきた人達との思い出ショットを挟んでまいります。出会いをテーマに。
このブログでは何度か登場しているのに、いまだに記事にしていない部族。
もちろん、私のスクールの生徒様でない方も読んでくださったら嬉しいです♪
私の大切な、そして大好きな仕事のことですから。
ニカウさん?違います( ´艸`)
でもニカウさんと同じ、ブッシュマンという呼び名で知られる、サン族の皆さま
私は1995年9月に語学スクールBRIDGEを創立しました。
今年で26年になります。
いわゆる、「金なし、コネなし、なにもなし」で始めました。
完全にゼロからのスタート
人生の中で最も過酷な時を過ごしていたので、持っていた僅かなお金ですら新しい場所に住むための資金や引っ越し業者さんに支払う代金となって消えていきました。
あ、ニューヨークで1か月過ごすためのお金のことを忘れていた(^^;
起業したら1か月もの休暇はとりづらいと思ってね。
そこは奮発したの(^^;
でも帰国後、その年に福岡県で開催された学生オリンピックとも呼ばれる『ユニバーシアード』で通訳の仕事をし、散財した分の埋め合わせはしたのよ。
全額ではないけどね(^^;
そんな形で始めたスクールですが、おかげ様で徐々に生徒さんが増えていき、今に至っています。
マダガスカル、ベソ族の子供たちと
判断ミスから経営を傾かせたこともあります。
バレないようにしていたけれど、建て直しに10年近くかかりました。
いろんなことがありました。
この26年の間には、生徒様はもちろん、様々な国からやってきた講師たち、日本人&外国人スタッフたちと出会ってきました。
どの出会いも私にとって掛け替えのないものです。
アレックスとの出会いは、6年前の2015年でした。
7年勤めてくれたアメリカ人講師ダンが家族と共に国へ帰ることになったからです。
そんなときに、紹介されたのがイギリス人講師アレックス。
紹介してくれたのは、かつて非常勤講師として勤めてくれた男性講師でした。
「今の会社(スクール)を辞めたがっている講師がいる。BRIDGEならグッド・マッチだと思うんだけど・・・」
経験豊富なダンの後任が20代(当時)のアレックスで大丈夫なのか?
自身の経験も浅いのに、他の講師を率いていかなければならないポジションとなる。
ヒンバ族のお姉ちゃんと
一部の生徒さまに協力していただく「デモレッスン」(採用試験のようなもの)で見事に失敗してしまい、「あの講師を雇うなら、私、辞めます!」と言われた方もいました。
しかし、デモレッスンはうまくいかなかったけれど、「講師としての素質は充分にある。伸びしろも大きい」と判断し、私は彼の採用を反対する生徒さんたちと直談判しました。
「あのレッスンで良いと思うのですか?」
いきなり厳しいお言葉をいただいてしまいました。
「今はダメかもしれません。でも、必ず良いレッスンをする講師になります」
「彼を育てる自信があるのですか?」
「あります」
今だから言えるけど、私に自信があったのではありません。
自ら伸びていく講師とわかっていたのです。
こう見えても、講師を見る目はあるのよ~(^_-)-☆
彼は見る見るうちに“成長“し、今では私の片腕となって講師の採用を手伝ってくれたり、派遣先で問題があれば代打として出かけてくれたり、他の講師への伝達を担ってくれたり、広く活躍してくれています。
初期の頃は、面接官であるアレックスが面接に来た講師よりも緊張していて「大丈夫かなぁ」と思うことがしばしばありました。
しかし、今では堂々たるものです。
もしかしたら、私よりも人を見抜けているかも?
そんなアレックスですが、この度BRIDGEを退職することとなりました。
動物たちとの出会いも(^_-)-☆ フタコブラクダのラクちゃん。モンゴルにて
「やりたい仕事がある」
あまりにも突然すぎる、アレックスからの申し出でした。
それは、私立中学校の教師職です。
その学校で欠員が出たのでしょう。
4月1日からのポジションだと言います。
たったの5日後(゚д゚)!?今日、3月27日なんですけど?
「中学校で、担任として自分のクラスを受け持つことができる。やってみたい」
「4月1日から来てほしいと言われたが、それは無理と断った。それでダメならこの話はナシと思った」
「だけど、そうしたら、4月9日で良いから来てほしいと言われたんだ」
「4月1日って、1週間もないじゃん!」
彼は、日・月休みのため、実質3月30日と31日の2日しかない!!
「4月8日までだって、無理な話だよ。7勤務日しかないんだから!」
私の手を噛んだろばこも。北キプロスにて
でもね、私は応援してあげたかった。
教師をしていたら、学級担任としてクラスを受け持ちたいと思うのは自然なこと。
この仕事が好きだったらね(^_-)-☆
だから、私はアレックスに「卒業」してもらうことにしました。
本当はどこへも行ってほしくないです。
彼なら、もっともっと成長できるはず。
さらなる経験を積むことは、彼が教師として、人間として磨きをかけていくことになることがわかる。
だから、生徒の皆さま、本当にごめんなさい。
彼を引き留めることはしませんでした。
26年スクールを経営してきて、こんなにも急に辞めていく講師は初めてです。
だけど、それでも今回は気持ち良く送り出してあげたいと思うのです。
通ってくださっている曜日によっては先週のレッスンが最後のレッスンになってしまった生徒様もいらっしゃいます。
本当にごめんなさい。
先週の時点では後任講師の目途が立っていなかったのです。
さすがに急すぎて。
ボルネオ島、ケラビ族のお宅に何日間か居候させてもらったことも
私とアレックスは全力で後任探しをしました。
そして、すごく短期間ではあるものの、彼のレッスンを引き継げる資質のある講師に巡り合いました。
訂正:振り出しに戻ってしまいました。現在再び、後任を探しています(4月7日追記)
奇跡と言って良いでしょう
ブラジルの作家パウロ・コエーリョ(1947-)はこんな言葉を残していますやっぱり、英語ネタもちょこっと混ぜずにはいられない私( ´艸`)
If you’re brave enough to say goodbye,
life will reward you with a new hello.
☑ enough to = ~するのに十分な
☑ say goodbye = 別れを告げる
☑ reward = 褒美を与える
さよならと言うだけの勇気を持てたのなら、
人生は新しい出会いをもたらしてくれる
スクールとしてはとても残念だけど、さようならと言います。
しかし、関係が悪くなったのではありません!
いつか困ったときには助けてくれるよね?アレックス(^_-)-☆
4月は出会いと別れの季節です。
すごいボリューム!こんなのを2皿食べたの。見ず知らずの私をBBQに招いてくれてありがとう!楽しかったぁ! ナミビアにて
後任となる講師は、今週よりスクールにて順次ご紹介したいと思います。
決まり次第、ご紹介いたします。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください(4月7日訂正)
そんなこんなで、先週はブログをお休みしたり、皆様のブログへの訪問が遅れがちとなったりしておりました
明日から、いつもの旅ブログに戻りたいと思います!
ボリビアのチチカカ湖に浮かぶ太陽の島で「若返りの水」を飲んだ私は、限られた時間の中で島を探索しようとしています。
これまでの流れはコチラです:
(7) 若返りの水を飲んでみた♪『若返りの水を飲んでみた♪ (Destinationsボリビア)』ここは、ペルーとボリビアにまたがる、チチカカ湖。「緊急クレジットカード」を受け取り、所持金わずか270円という極貧旅行から解放され、早速ボリビア側にあるIsl…ameblo.jp
インカ帝国を起こした民族、ケチュア族の女の子と
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