ボグドハーン宮殿博物館 (Destinationsモンゴル40)

モンゴルの首都ウランバートルでモンゴル最後の1日を現地で知り合った(正確に言うと宿泊しているホテルに勤めていた女性)、ソータと彼女の息子と過ごしています。

朝イチでヘアサロンに出かけガンダン寺を訪ね、さて次です!

ボグド・ハーン宮殿博物館へやって来ました。

ハラホリン(カラコルム)では、宮殿の廃材を利用して作られた、寺院群エルデニゾーを訪ねましたが、モンゴルの宮殿はまだ見ていません。

モンゴル帝国の宮殿とは?

気になります!

そんなわけで、絶対に外せないと思っていた高さ25メートルの開眼観音様を拝んだならば、次はボグド・ハーン宮殿です!!

ところで、ボグド・ハーンって誰?ですよね?

私も、モンゴルへ来るまでは、知りませんでしたニヤニヤ

ボグド・ハーン8世(ボグドゲゲーン・ジェブツェンダンバホトグド8世)は、モンゴル国最後の皇帝であり、宗教・政府の代表指導者であり、最後の生き仏と称された人物です。

そのボグド・ハーン8世が最後の20年を過ごしたのが、この宮殿でした。

ボグドハーン宮殿博物館正門

見事な門です!

17年(1889‐1906)の歳月をかけて完成させた宮殿だけあって、その門には繊細で見事な装飾がなされていました。

ボグドハーン宮殿博物館正門、ドアノブに触れています

ギーコギーコと戸を鳴らしてみましたウインク

この門の外には、もう1つ扉のない門がありました。

こんな門です下矢印

なぜかしら撮影したものが見つからないので、Wikimedia Commonsより画像をお借りしてきました

不思議な建物でしょ!?

良いものが入ってきやすくするためだそうです。

さらに外には、「魔除けの外壁」があります。

ボグドハーン宮殿博物館正門外壁「魔除けの外壁」

こちらは、悪いものが入ってこないようにするためだとか。

興味深いですね!

宮殿は、夏の宮殿冬の宮殿で構成されていました。

「いました」というのは、現存するのは「冬の宮殿」のみで「夏の宮殿」は旧ソビエトにより破壊されてしまったからですガーン

「夏の宮殿」にあたるものは、現在6つの寺院で構成されています。

さあ、寺院を見に行きましょう!

ボグドハーン宮殿博物館、6つの寺院博物館。装飾が見事。入り口

釘を1本も使わずに建てられている寺院(群)です。

装飾が見事ですね。

ググっと頭を上に上げると・・・・

その装飾の美しさキラキラを感じていただけると思います。

ボグドハーン宮殿博物館 寺院の装飾が見事です

そして、こんな人たちがお出迎えしてくれました下矢印

ボグドハーン宮殿博物館 こんな像たちがお出迎え

ハローバイバイ、違った、サヌー(ヌとノの中間音)

モンゴル語でハローです!

ボグドハーン宮殿博物館、寺院博物館、こんな像たちがお出迎え

建物はお寺ですが、現在は博物館として機能しています。

ボグドハーン宮殿博物館 6つの寺院博物館のうちの1つ

一見すごく地味に見えますが、近くで見ると・・・・

ボグドハーン宮殿博物館。一見地味に見える寺院も近くで見ると、装飾が見事です

どこをとってみても、かなり細やかに造り込まれています。

屋根や窓などの細工も、すごいでしょ!?ニコニコ

ボグドハーン宮殿博物館。寺院博物館のうちの1棟

そして、それぞれのお寺(博物館)には、タンカや仏像などおびただしい数のチベット仏教の宗教美術品が展示されていました。

黄金に輝く仏像の数々が見事でした。

特に、黄金のターラー(多羅)の菩薩様は妖艶にして慈悲に満ちていて、印象的でしたピンクハート

ボグドハーン宮殿博物館。寺院博物館のうちの1つ

これまで、行くところ行くところでは、撮影料を支払って写真や動画を撮ってきましたが、今回はソータ(&息子)も一緒だし、撮影料を支払うと微妙にお金が足りなくなりそう(モンゴル最後の日なだけに・・・)だったので、パスしちゃいました。

よって、博物館の中をご紹介できませんお願い ゴメンナサイ!

建物が立派な、6つの寺院(博物館)に対し、「冬の宮殿」は地味な建物でした下矢印

生活空間であった、宮殿らしい、といえば、そうかもしれません。

Winter Palace Bogd Khan 3102712390 1c00234520 o

Wikimedia Commonsより画像をお借りしています。

この中には、ボグド・ハーン8世ゆかりのものが所狭しと展示されていました。

外観より、屋内は広く感じました。

幼少時代に使っていたおもちゃから玉座まで、ありとあらゆるものが展示されています。

ボグド・ハーンと妃が身に着けていた衣装や乗っていた馬車、150頭ものヒョウの毛皮で作られたゲルゲローゲローなどなど。

80匹の狐の毛皮でできた服もあったのですよえーんえーん

諸外国から贈られた、煌びやかな贈り物の数々・・・

そして、おびただしい数の動物のはく製ゲローゲロー

動物園か?というほどの種類と数でしたゲッソリゲッソリ

はく製はどう頑張っても見たいものではないので、スパーッと抜けてきましたがランニングランニング

犠牲になった動物たちがかわいそうなんて思っちゃうのは、私だけなのかな。

ちなみに写真と動画の撮影料は、7万Tg(約2800円)です。

これまでの撮影料の中で最高額でした。

モンゴルのボグド・ハーン宮殿博物館からのレポートでしたぁルンルン

この扉下矢印は、宮殿の門の扉ではないけれど・・・

どこも、こんな感じでした。

ちなみに、この扉はモンゴル帝国時代の首都ハラホリンの寺院のものです。

もし、お手間でなければ、

この扉をギーッと押し開けて(1クリック下矢印)、モンゴル帝国(1206‐1634)へタイムスリップしてみてください!!

=同時にこのブログを応援していただけたことになりますけれどニコニコ爆  笑お願い

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今日もおつきあいいただきありがとうございました