先日昔の「地球の歩き方」を引っ張り出してきて、何十年前(←具体的な数字は勘弁してネとにかくずっと昔
)のものと2018年版を比較してどのくらい違うのか、見てみました(関連記事はこちら→「地球の歩き方」今むかし)
「地球の歩き方」は日本人なら誰もが知るガイドブックで、旅のお供はコレと決めている方も多いのではないでしょうか。
確かに、フルカラーで見やすいですし、日本人にカスタマイズされたその内容は有益です。第一に日本語で書かれていますしね
日本大使館の連絡先やビザ情報、時差や気温の日本との比較などはとても役に立ちます。その国の歴史的背景などさらっと復習(あるいは予習)するのにも、日本語だからラクです。
しかし、マイナーな国を旅するときは、情報不足を感じます
マイナーになればなるほど、それを痛感します
私は出発ギリギリまで仕事をし飛行機に飛び乗り
爆睡
何度かの乗換を経て(どの飛行機でも寝ています。しかも、かなりの大爆睡!出発直前は3日くらい眠る暇がないのです
)、現地についてからあわててガイドブックを開くタイプですが
←ここ重要! それだけに、”予習”なしでも現地でスムーズに動ける実用的なガイドブックを知っておくことは重要です
ちなみに、昨年末から新年に旅したマダガスカルは、マイナーな部類に入ると思いますが、そのときに持っていったガイドブックは次の3つです

出発まで読む時間がなく、最悪なことに全部持っていきました。重いッ!
通常は多くても2冊に絞って持っていきます。
慣れた国の場合は持っていかないことも多いです。
海外のガイドブックと聞いて「Lonely Planet」を思い浮かべる方が多いと思いますが(かつては、私もその1人でした)、アジア、中近東、南米あたりまでは役立ったのですが、アフリカ1人旅となるとLonely Planetでも情報不足となります。
※ヨーロッパや北米などは「歩き方」で十分です!むしろ、かなり優秀です
なぜか?
私がこよなく愛する?マイナーな地域に行く場合、
どうやって行ったら良いのか?
仮にバスで行くなら、
そのバス会社の連絡先やバス乗り場がどこにあるのか?
毎日運行しているのか?
事前予約が必要か?
・
・
という情報が欲しいものですが、そこまで載っていないことが多いのです
「地球の歩き方」には、まず載っていません!
近年ではこういう方法があっていくらくらいで行けるよ、までの情報は載るようになってきました。いくら?よりも”どこで”乗れるのか知りたい!!
現地で一番役立つのは、「Bradt」です。
上記のような情報が載っています。
数年に1度しか改訂版が出ませんが、ライターが自分の足で歩いて取材したことがわかる内容です。
まとめると・・・
「地球の歩き方」はイメージ作りに有効
「Lonely Planet」は全体的なプランをざっくり練るのに有効
現地での実用性が高いのは「Bradt」
という感じです
マダガスカルでは、モロンダヴァというところで旅の大半を過ごしたのですが、そのモロンダヴァについて各ガイドブックはどんなふうに取り上げているのでしょうか
比較してみます
まず、モロンダヴァについて割かれたページ数は・・・
地球の歩き方:4(ページ)
Lonely Planet:3.5
Bradt:4.5弱
それぞれの地図と宿泊施設の情報を見比べてみましょう
では、トップバッター、地球の歩き方くん!ようこそ・・・
「カラーが自慢です。見やすいよ」

これは、町の中心部のみです
それに、どこに何のお店があるのかわかりません
ホテルは全部で5軒紹介されていますが、この5軒は地図に載っていません
(かろうじて、キモニー・リゾートが、約5k先と書いてあります)

つづいてLonely Planetくん、ようこそ!
「地図を見せてください」
モジモジ・・・

ホテルやレストランが並んでいるビーチエリアだけ
しかも、ホテルが7軒レストランが2軒って少なすぎませんか
町には何があるの
ホテルは全部で7軒紹介されています

(蛍光ペンのハイライトは無視してください)
最終ランナーは、Bradtくんです
まあ、なんと白黒・・・

でも、町もビーチエリアも網羅しています。
ホテルは全部で24軒
高級ホテルから安宿まで網羅しています。

(蛍光ペンのハイライトは無視してください)

ガイドブックによって旅の内容が大きく変わってくる可能性があることを感じていただけたでしょうか
ところで、旅と英語の両方に興味のある方、ガイドブックの英語はシンプルでわかりやすいですよ
「1年後にここに行く!」と決めて、毎日少しずつ読み進めるのも英語学習者には一石二鳥です
英語のガイドブックなんて無理と決めてかからないで、ホテルとレストランの選択だけでもチャレンジしてみてはいかがでしょう
Lonely PlanetもBradtも、amazonで簡単に手に入りますよ
しかも、1冊2000~3000円で買えます

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
画像を軽くタッチ(クリック)して応援していただけたら、
とっても嬉しいです❤
応援ありがとうございます♥
いただいた1クリックは、「にほんブログ村」での1票となりました!!私の励みです
そして、本当に厚かましいお願いですが、こちらもポチってしていただけたら、とってもうれしいです
世界一周ランキングにも登録しました!!
今日も最後までおつきあいくださり
ありがとうございました
