久しぶりのDiscovery更新(お引っ越し)です
よかったら、お付き合いください。
2回にわけて、お届けします。
今回はカナダ カナダでのファームステイです
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~~どこまでも続く地平線
気ままにそよぐ夏の風
沈む太陽が、私の心を染めあげる
満天に輝く真砂の星
願いを込めたら、流星になった~~
ほぼ1年おきにBRIDGEの夏のイベントして、
カナダの農場を訪れている。(※)
これまでの参加者の声を集めると、
人生観がかわった、
自分がちっぽけな人間に思えてきた、
という類いのものが多い。
バンクーバーから飛行機を乗り継いで3時間、
さらに車に2時間揺られて、各農場に着く。
日本人など1人もいない村で、
各ホストファミリーと過ごす1週間。
日本ではおよそ目にしないものを目の当たりにする毎日。
しかも、日本語は一切通じない。
何も感じずに過ごせる訳がない。
感動の連続なのだ。
私自身、初めて訪れたときは、驚きの毎日を過ごした。
まず、どこまでいっても敷地内なのだ。
刈り取りがすんだばかりの麦畑を車で、ズズーンと進む。
道などどこにもない。
ハンドルをとられながら、ぼこぼこの地面をただひたすら突き進む。
小川が流れていたり、沼地に出会ったりもする。
適当に車を停めて、あたりを散策する。
野生のベリーをつまんで食べる。
ラズベリー、ブルーベリー、ピンチェリー、ブラックベリー……。
新鮮な、しかし、生ぬるい果汁が口いっぱいに広がる。
ジャムにして日本に持って帰ろう、
そんなことを閃いたりする。
地面に横たわって青空を眺めていると、
ここで眠ってしまおうか、とさえ思う。
日本で生活しているときには決して味わう
ことのなかった、雄大な気分。
何もない状態がこんなにも心地よいことを、
そのとき初めて知った。
休暇だから当然仕事はない、電話もかかってこない、
人と出くわすこともない。
私は、目にするもの、耳にするもの、
肌に触れるもの、心に響くもの、
自然のすべてを独り占めしたような、幸福感に包まれた。
不思議なことに、
日本では地図と標識に頼るばかりの私だが、
野生の勘が働きだすのか、
道がなくともだいたいの方角がわかるようになる。
太陽の位置がそれを教えてくれるのだ。
森も、林も、繁みですらないのだから、
勘を発達させるよりないのかもしれない。
時計など持たなくても、
太陽の位置で大雑把な時間がわかるようになるから、
不思議としか言いようがない。
ある夏、「西の方で火事がおこったらしい」との情報に、
ホストファミリーと西を目指した。
つづきは明日・・・
※1996年から5回実施したプログラムで現在は実施していません。
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北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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