ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認)の東海岸に位置するファマグスタ。その歴史はアルシノエという小さな漁村だった紀元前300年頃まで遡る。
前回のお話はコチラ:
1) 何かが始ろうとしている?
3) あなたは天使のよう…
4) 夕暮れ時のモスクに到着『夕暮れ時のモスクに到着』ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認)の東海岸に位置するファマグスタ。その歴史はアルシノエという小さな漁村だった紀元前…ameblo.jp
今回のお話はこちらから
さてさて、ここは夕暮れ時の教会(現在はモスク)の中。
陽が沈むにつれ、内部はどんどん暗くなっていった。
この頃のファマグスタは、日中は20度から22度、時には25度を超えるほどに暖かかったが、朝晩はまだ寒かった。
まして、誰もいない、広い教会(モスク)となると、なおさらだった。
私は案内されずとも、一目散にストーブの前に陣取った。
イマームは、チャイとお菓子をもってくると、私の側に座った。
とりあえず、チャイを飲みながら、他愛もない会話をしたのだと思う。
沈黙にならない程度に。
陽が落ちるにつれ、教会(モスク)の中はさらに暗くなり、灯りが灯された。
教会の入り口はすでに閉められ、誰も入ってこられない状態となっっていた。
イマームはメールで、このモスクを「家」と呼んでいたが、確かにこの状態だと家も同然だ
イマームは緊張しているのか、こまめにメールをよこしてきたときほどの気楽さがなく、私はこの空気をなんとかしなくては、と思った。
イマームはイマームで、「何かしたいことはある?」などと聞いてきた。
・・・どういう答えを求めているのだろう?🤔
「あります!」
「ここで寝転がってみたいです」
疲れていたことも、もちろんあるが(^^; 古くに建てられ、歴史を刻んできた、この教会、そして、この土地が持つエネルギー(といったら良いのかな?)をダイレクトに感じてみたかった。
野原や芝生の上で仰向けに寝転がりたくなる感じといったら良いのだろうか?
もちろん、レジャーシートか何かを敷いて(^_-)-☆
「どうぞ」
イマームは言った。
私は、教会の真ん中へ移動し、祭壇に頭を向けて大の字になって寝転がった。
うふっ
教会、いえ、モスク(2つの名前を持っているから本当にややこしい!しかし、現在はモスクとなっているのだから、モスクが正しいと言える)を完全に独り占めした感覚になった。
なんと、贅沢な
・・・モスクにしても教会にしても、中心部で寝転がるって「あり」なのか、よくわからないけれど
「よかったら、○○しましょうか?」
イマームが言った。
次回へつづく・・・
Q. 私の返事は「是非」でしたが、
彼の提案はいったい何だったのでしょう?
何か月ぶりかにコメント欄を開放してみたいと思います。
お返事が遅れてしまったり、簡易なものになってしまうかもしれないけれど
よかったら、是非!
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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