突然始まったミステリー・ツアーに巻き込まれてしまった皆様、目的地がハイチとわかり、引き返したくなった方もいるかもしれませんが、あと1時間ほどで目的地に着きますので、腹をくくって到着を待ちましょう
それまでは、私の体験をお話ししますね
1) それ、タヒチです!
第3話:やっと見つけたホテルは・・・
私はお隣のドミニカ共和国のサンチャゴというところで過ごした後にカパイシャンという北部の都市を目指しました。
カパイシャン
シタデル サン=スーシ城(ユネスコ世界遺産:1982年登録)を訪ねてみたいと思ったのです。
それなら震災からの復興がままならず、治安も良くない(と聞く)首都ポルト-プランスから移動するより、ドミニカ共和国から国境を越えてシタデル サン=スーシ城を目指したほうが面白そうでしょ
そうですね!私もお城を見たいわ~
シタデル サン=スーシ城(世界遺産)のシタデル・ラフェリエール:
霧がかっていることで有名です
ドミニカ共和国からハイチへはバスで移動しました。
この2か国、まるで違うのです。
人種も民族も言語も経済の発達具合もまるで違う国がお隣同士なんですよ。
えっ、そんなことはよくあることだと思います?
いやいや、
これが本当にまるっきり違うのですって
バスの中から見ただけでわかるのですか?
わかるんです!
国境を越えたとたん、
道がぼこぼこになりました
風景がどんどん、貧し気になっていきます
人々はヒスパニック系&アフリカ系から完全にアフリカ系になりました。
混血が進んでいるドミニカと完全にブラックなハイチ。
こんなにも違う?
という感じでした。
それだけでは、ありません!
この先、私はいくつかの「やばい!」を経験していくことになるのです。
最初の「やばい!」は言葉でした
言葉がまったく通じません
ハイチの言葉は、土着の言葉とフランス語が混じって形成されたクレオール語です。
「ボンジョ」(ボンジョ―ル)のようにわかりやすいものもあるのですが、なにせ私はフランス語がわかりません
お手上げでした
まるっきりわからなかったのです
英語をわかってくれる人など、必死で探さないと見つかりませんでした。
何百人に1人くらい?
でも、これは自己責任です。
それを承知で飛び込んでいったのですから。
ハイチに着いてすぐ、四苦八苦してタクシーの運転手にホテルに連れて行ってもらうよう頼みました。
ところが、どこも「満室」。
10軒くらい回ってやっと見つけた1軒のホテル。
まるで廃墟のよう。
ゾンビが出てきそう。
・・・なんていうのは、悪い冗談ですが(^^;
その外観に怯んだことは言うまでもありません。
しかし、どこにも泊まれなくなってしまうよりはマシです。
いざまいらん!
ハイチのホテルは高いと聞いていたけれど、ここなら1泊30USドル程度で十分だろう・・・ボロボロだもん
よし、節約するとするか・・・
ところが、これが甘かったのです。
「はぁ?50ドル!?」
じょ、冗談でしょ~
エアコン付きの部屋しか空いていなくて、エアコン付きの部屋は最低50ドルだと言うのです。
エアコンなくていいんですけど・・・
ハイチ・ドルではありません、念のため。
50USドルです。
米ドルですよ!
ありえない・・・
しかし、この部屋を逃したら野宿かもしれない・・・
空き部屋があっただけましか・・・。
50USドルの部屋に案内してもらいました。
「ま、まじ~?」
10ドルでも高いよ!
薄暗いその部屋は、人が滞在するための部屋とは思えません。
虫が湧いて出てきそうです。
さすがに、それはないか
そんな部屋が50USドル!
しかし、
すでに時は夕刻。
散々回ってなかったのですから、今日は仕方ありません
言葉が通じない運転手と”ない”ホテルを探して、これ以上町を右往左往してもお互いストレスがたまるばかりです。
よし、1泊くらいなら平気!
死にはせん!
ところがですよ!
ところが・・・!
次回へつづく・・・
どんな旅になることやら・・・
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