世界を旅していると、思いがけないところで、地元の人たちに助けてもらえることがあります。
日本ではどうでしょう?
親切には違いないです。
でも、良くも悪くも”距離”を感じることが多いです。
私の感覚では、世界の中でも、暖かい地域の人ほど旅人との距離が近いです。
日本ではどうなんでしょうね?
少なくとも、年末年始に旅した沖縄の離島、久米島に到着したときは、ここは海外か?と思うほどの親切に巡り合いました。
今日は、そのときのことをシェアしたいと思います。
那覇からフェリーで3時間、午後5時過ぎに、私は久米島の兼城港に到着した。
那覇から久米島へはフェリーが1日2便出ています。
帰りは、フェリーの欠航により飛行機で帰りました。
350人を収容できる大きな船だけれど、35人も乗っていなかったかも?
椅子の席でなく、女性専用席というお部屋にしました。
1人で1室占領です( ´艸`) 広々~
船から降り、荷物を受け取ったり、交通機関を調べているうちに5時半頃になっていた。
宿泊を予定していたのは、奥武(おう)島。
久米島とは橋でつながっている。
奥武島の畳石 (約600万年前に自然にできた地形です)
フェリー会社の事務所と知りつつ、私は事務所にいた女性に島のバスについて尋ねた。
「ここから奥武島に行きたいのです。バスで行けると聞いたのですが、出発時刻とバス停までの行き方をおしえてもらえますか?」
ほかに尋ねる人がいないのだから、仕方あるまい。
「バス停はここから歩いて5、6分ですが、奥武島まで行くバスは18:33までないですよ」
想定内だった。
1日に数本のバスしかないのだから。
「橋の手前まで行くバスに乗って、宿の人に迎えにきてもらったらどうでしょう?」
「19時頃チェックインすると伝えてしまったので、18:33のバスで良いです。ちなみに、タクシーだとどんな感じですか?」
わざわざ聞いてどうする?
距離の目安にはなるし、宿の人に予定より早く着くと知らせるという手もある
「タクシーは待機していないけど、呼んだら来てもらえます。でも、2000円はかかりますよ。バスだったら200円です」
この状況から考えるベストな選択肢は、フェリーの待合所で旅日記を書きながらバスを待つことだ。
私は普段日記をつけることはないが、旅に出ている間は記録として毎日書いている。
宿に着いてから書くのも、今書くのも同じことだ。
18:33のバスに乗れば、まったくの偶然だが、宿に予め伝えておいたチェックイン時刻に到着することになる。バッチリ
「待合所で待ちます!」
「待合所は、18時に閉まりますよ」
「大丈夫です」 ←ちょっと計算外だったけど
「道に迷うかもしれないので、18時にここを出たらちょうど良いくらいです」ニッコリ
そう伝えて、私はフェリーの待合所で旅日記を書いていた。
そして、18時が近づく頃・・・
若い男性が近づいてきた。
・
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・
(次回へつづく・・・なんてことはしません)
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・
「ここ18時に閉めますけど、大丈夫ですか?」
待合所を管理している(と見られる)男性のようだった。
「大丈夫です。18時になったら出ます」
「どちらへ行かれるのですか?」
「奥武島です。バスが18:33発と聞いたので、待っているのです」
「奥武島に?」
「はい。バスは○○宿の目の前で降ろしてくれると聞いています」
※頼むと”そこ”で降ろしてもらえるというシステム
「そこ、同級生の親がやっているところです。18時過ぎでもよかったら、送ってあげましょう」
「え?いいのですか?」
「同級生のところですから。
久しぶりに訪ねるのも悪くありません」
私は、このお兄ちゃんの厚意に甘えて、宿まで送ってもらうことにした。ありがとう~
お兄ちゃんは農業を兼業していて、「よかったら、このシークワーサーを食べてみてください。甘くておいしいですよ」と車に積んであったシークワーサーを1袋くれた
2個くらい食べた後で写真を撮ったので、袋が開いています
お兄ちゃんの同級生の両親がやっているという、その宿に着くと、普段はそこにいない彼の”同級生”(=宿の息子)が出迎えてくれた。
「あれ?」
彼らは顔を見合わせた。
身内に不幸があったため、彼のご両親は急遽本島へ出かけたのだった。
なんと、その日に限って息子さんが代りを務めていたのだった。
なんという偶然!
こんなスタートを切った沖縄離島旅だった
まるで、『地球歩き』の出だしのよう。
やはり、ここは”海”外なのかもしれない
ところで、翌日からはレンタカーで島を回ったのだが、レンタカー会社も彼らの同級生の両親がやっている会社だった。
ハテの浜へ行くときにお世話になったグラスボートの会社では「あぁ、あの人たちなら知っていますよ」
なんと、彼らの後輩だった。
この画像はお借りしてきたものです
ところで、このシークワーサー、
とても甘くておいしいです
私がこれまでに食べたことのあるどのシークワーサーよりも、甘く、いくつでも食べられました!
めちゃくちゃ、おいしい~!!
「名古屋に送りたい」という私に、「送ってあげますよ」と言いながら、さらに大量のシークワーサーを届けてくれたお兄ちゃん
こちらは無選別のものとみられ、袋入りのシークワーサーのほうが見た目は綺麗でした。
しかし、味に変わりはありません
沖縄滞在中、私にビタミンを補給してくれました!!
やはり、ここは”海”外だわ~
ではでは、また明日
Ciao!
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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