今日は、『”不幸”なエジプト記』をお休みして、あっさりさらりとエジプト・ネタです。
昨日のブログで考古学博物館のツタンカーメン王のマスク(の画像)をシェアさせていただきました
このようなマスクが、3300年以上も前に作られたことにも、墓泥棒の多かったエジプトにおいて、無傷で残っていたことにも驚かされました。
こちらは、Wikiからお借りしてきた、ツタンカーメンマスクです。
考古学博物館で見たときのイメージに近いです
発見された、1922年当時のツタンカーメン王のマスクです
当たり前と言えば、当たり前のことでしょうけれど、現在私たちが見ることのできるマスクは修復されたものです。
煌びやかなマスクはもちろん美しいですが、発見当時のマスクに威厳とそのパワーを感じるのは私だけでしょうか。
マスクは、24ポンド(約10キロ)もの金塊でつくられていたそうです。
それにしても、見事な保存状態です
発見したのは、ハワード・カーター/Howard Cater(1874-1939)、イギリスのエジプト考古学者でした。
見つけた場所は王家の谷(テーベ、現在のルクソール近郊にあります。もちろん、行ってきました!)
ラメセス6世のお墓を作るために、設けられた作業小屋(跡)の下に眠っていました。
即位したのが9歳、この世を去ったのが19歳。
王の名リストからも、その名前が削除されていたため無名の王でした。
だからこそ、盗掘もされずにひっそりと残っていてくれたと言えます。
お墓には5,000点以上もの遺物が埋葬されていました。
長い時間をかけてツタンカーメン王を探し出し、向き合ったハワード・カーター氏
ヨーロッパでは、ナポレオンのエジプト遠征(1798-1801)をきっかけに、エジプトに注目が集まっていました。
エジプトを研究する学者が多数存在し、ヨーロッパのお金持ちがエジプトから出土品を持ち帰る、そんな時代だったようです。
ヨーロッパには、なぜかエジプト博物館なんていう名前の博物館もありますものね。
イタリアはトリノのエジプト博物館は有名です。
ちなみに、ツタンカーメン王、英語ではTutankhamun(King Tut)と表記され、キング・トゥートと呼ばれます。
「”ツタンカーメン”のマスクを見たい!」と言っても、通じません
※本記事に使用した画像は、すべてネット界よりお借りしてきました。
※本日、コメント欄閉じています 残念です
エジプト考古学博物館のオフィシャルサイトギャラリー内に3Dツタンカーメンマスクの部屋が紹介されていました。
よかったら、360度ぐるりと見てみてください
Explore Tut Hall in 3DMatterport 3D Showcase.my.matterport.com
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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