オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、
☑ マスカットのタクシー運転手バダル、
☑ サラーラの富豪ザキーム、
☑ 政府の官僚ムスラーム
サラーラのタクシー運転手サイーフも、私がオマーンという国を知るのに一役買ってくれました。
特にストーリー性があるわけではないけれど、前号の続きとなるので、リンクを貼っておきます。
1) オマーンのタクシー
3) 乳香の土地博物館
7) もう友達じゃないか!
9) アラブの消えた民族アードとサムード、そしてラクダの足跡1
10) ラクダの足跡
11) 砂漠のアトランティス・ウバール『砂漠のアトランティス・ウバール(オマーン)』オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、☑ マスカットのタクシー運転手バダル、☑ サラーラの富豪ザキーム、☑ 政府の官僚ムスラームの3人だったけれど、…ameblo.jp
第12号:
さて、そろそろアルバリード(Al-Baleed)のお話をしましょう。
『乳香の道』という名称を初めて聞いたとき(ずいぶん昔のことです)、私はそれがどこにあるのかも知りませんでした。
それどころか、「乳香って何?」から始まりました。
乳香(最近は、フランキンセンスという英名のほうがよく使われます)は、フランキンセンスの木に傷をつけて採取する樹脂で、金と等価で取引された歴史がある
なのに、知りもしない、妖艶なシバの女王の姿が浮かんで、ゾクゾクしてきて・・・・
画像お借りしました
『乳香の道』を訪ねてみたい!
という好奇心が私をオマーンのサラーラまで連れてきてしまったというのに・・・・
行ってみたら・・・
アルバリード遺跡(世界遺産『乳香の土地』の一部)
現在は、アルバリード考古学公園(Al-Baleed Archiorogical Park)として管理され、発掘調査が進んでいる
そこは、完全なる遺跡(当たり前か…)で、もはや何がなんだかよくわからない状態だったのです。
今はどうなのかわかりませんが、当時はまだ道順案内もなければ、案内標識も数えるほどにしかなく、通り道の一部のみが整備されている状態でした。
ただひたすら、かつて乳香の交易で栄華を極めた港湾都市を想像しながら、適当に歩くしかなかったのです。
ま、まさか~っ!
ってことで、期待していただいたほどのご案内ができないですが、よろしければ紀元前2000年頃興ったアルバリードの町(遺跡)を一緒に歩いてみませんか?
ネット界より見つけ、お借りしてきたサイトマップ。
当時これだけの情報でもあったら、どれだけ助かったか・・・。
地図もパンフレットもなかったのです。
マルコ・ポーロ(1254-1324・イタリア)やイブン・バットゥータ(1304-1369・モロッコ)、鄭和(1371-1434・中国)など冒険家としても知られる、面々が訪れた都市です。
かつて、この町は堀で囲われていました。
現在残っているのは、その一部なのだとか。
かつてのお堀。地下には湧き水があるそう。当時はアラビア海と繋がっていたが現在は、淡水湖となっている。
サラーラには川はないと聞いていたのに、なぜ川が?と思った。
現在では淡水湖となっている、お堀だった。
紀元前400年頃には、インド、東アフリカなど比較的近距離の取引先だけでなく、中国やヨーロッパとの貿易もなされていたようです。
、修復中の船。入り口近辺にて。遺跡の発見は1952年。1977より発掘を開始
修復後はこうなったようです。ネット界よりお借りしてきました
アルバリードには、大きなモスク(Great Mosque)とお城(Citadel)がありましたが、イブン・バットゥータの記録によると、アルバリードには50を超えるモスクがあったのだとか
これは、なんの跡なのかな?
せめて、「何」かがわかる、標識(あるいは、サイトマップ)があったら良いのにと思った。
今となっては、どの辺りでこれを見たのか思い出せず(^^;
遠くに見えるのは大きな建物の一部のようだが
長期にわたって栄えた都市なだけに、
様々な年代の(ものと思われる)建物(跡)が残っている
石積みは、しっかり詰まったものもあれば、荒いものも
絵になるでしょ。すごく惹かれたのでパチリ
浜辺の向こうに見えるのがアラビア海
アルバリード考古学公園としているだけあって、周辺部分は散歩に適した道があり、ベンチもあった(と思う)
こんな雰囲気の遺跡でした。
当時はまだ観光客を呼び寄せようという意識が低かったのか、標識や案内ツールが何もなく、これだけの遺跡なのに人もいなくて、もったいないなぁと思いました。
しかし、現在では・・・・
(以下お借りしてきた画像です)
画像はお借りしています
着々と発掘及び、修復作業が進んでいるようです。
こんなところなかったですもの。
しかし、ここまでくると・・・・
まったく風情を感じない
と思うのは、私だけでしょか?
今から2000年もすれば、これらも立派な遺跡となるでしょうから良しとする??
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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