モンゴル遊牧民の家庭料理や食事事情について書いてきましたが(なになに、それ?という方、すぐ下にリンクを貼っておきます)、
レストランではどうよ?
ってことで、
今日は、モンゴル料理のお店で食べた、モンゴル料理を少しばかりご紹介したいと思います。
遊牧民のお宅だけでなく、首都ウランバートルや移動中など、
多少はレストランでモンゴル料理を食べる機会があったのです!
そう、多少だったので・・・
そんなときは、どうしても、野菜が恋しくなります・・・
野菜はないか!?
と探すのですが、
やっぱり肉料理や麺ものが中心のようです。
野菜を育てることは、大地を傷つける行為・・・
という思想が根付いているのか、
遊牧民に限らず野菜をあまり食べないようです。
流通量が少なく、値段も高いと聞きました。
流通量が少なく値段も高い、と聞いていたのに、
首都ウランバートルでスーパーに行った際、
野菜売り場をチェックするのを忘れていました。
話が逸れました・・・
戻します!!
普段野菜や豆、卵が食生活の中心の私としては、
麺やお肉ばかりが続くと、砂漠でオアシスを求めるがごとく
野菜はないか、野菜はないか・・・
と探していました。
そして、ついに出会えました!
野菜スープ(羊肉のミートボールが入っているけど・・・)、
ノゴート・シュル

直訳すると「野菜スープ」なのですが、
実際は「肉スープの中に、ジャガイモやニンジンが入っている感じ」と聞いていたので、
ここのスープは良心的に野菜が入っていて、嬉しかったです
ジャガイモとニンジンのほかにキャベツが入っていますもの
こちらは、ボーズという肉餃子のような料理です。
中国のパオズ(包子)に由来しているのですね。
パオズ→ボーズ似てる!!

なぜ、この料理にしたかというと・・・
右上を見てください!!
ボーズを食べてみたかったのもありますが、
メニューに「サラダ付き」って書いてあったのです!
ニンジンとキャベツにありつけました~
ボーズの中は、羊肉100%
玉ねぎなどの野菜が入っているなどということは、
想像通りですが、なかったです

小腹が空いたので、夜10時頃、首都ウランバートルで泊まったホテルの近くにあったモンゴル料理の店「モダン・ノマズ」に行ってみました。
「地球の歩き方」と「ロンリーフプラネット」によると、高級レストランとのことでしたが、モンゴル料理のチェーン店という感じで、この内容だと日本円で500円くらいでした。

「カボチャのシチュー」をオーダーしたものの、
しばらくしてウェイターさんが戻ってきて「品切れです!」
「それなら、野菜スープ!」と頼んでも・・・
「品切れです」
閉店1時間前だし、野菜がないっていうことかも?
と思い、「肉餃子入りスープ」を注文したら
「あります!」
「肉餃子入り」というのは、
肉スープの中に、肉餃子が入っている
ということみたいです
野菜といったら、わずかに浮いているネギだけじゃん!!
ニンニクもたーっぷり入ってましたけど・・・
スープというと、基本的に「肉スープ」を表すのですね
所変われば・・・です。
モンゴルでは、遊牧民のお宅に限らず、
レストランでも野菜が入った料理は少ないようです
ベジタリアンには、ちょっと辛い国かも・・・
モンゴル料理は野菜が少ない!
というお話でした~
もし、お手間でなかったら、下の遊牧民のお宅で食べた朝ごはん「ミルク粥と塩ミルクティ、バフレッシュバター」(ミルクづくし)
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