「白い食べ物」と聞いたら、
最初に何を思い浮かべますか
日本では、お米(ご飯)と答える人が多いのかな。
私はと言えば・・・
真っ先にホワイトチョコレートが思い浮かび
次にバニラアイスクリーム、
さらにはマシュマロが思い浮かんでしまいましたが・・・
皆さんは、何を思い浮かべましたか
モンゴルで「白い食べ物」と言ったら、
乳製品を指します
ちなみに、「赤い食べ物」はお肉のことです
家畜と共に生きる、遊牧民らしいですよね。
夏は「白い食べ物」、冬は「赤い食べ物」を中心に食べます。
馬乳酒も夏季限定でしたし、この国は訪れる季節によって、まったく異なる印象を受けそうですね。
まったく異なる体験ができるのは、魅力です
緑豊かな夏と雪と氷に支配された冬では、
景色もまったく異なりますしね
冬も行ってみたくなりました~♪
「白い食べ物」と「赤い食べ物」が食の中心で、
”緑の食べ物(野菜)”が極端に少ないのは、
普段菜食主義に近い私としてはかなりの苦行でしたが
郷に入りては郷に従え
When in Rome, do as the Romans do.
ちなみに、モンゴルでは、
Усыг нь уувал ёсыг нь дага.
= If you drink the water, follow the custom. (水を飲んだら、慣わしに従え)
と言うそうですが、
郷に従って、「白い食べ物」と「赤い食べ物」にどっぷりと浸かっておりました。
「赤い食べ物」は、羊肉が多かったです。
さて、今日は遊牧民のお宅で食べた、
朝ごはんをご紹介したいと思います。
まずは、草原地帯の遊牧民のお宅から

見事に「白い」です
ミルク粥とスーテイツァイ(塩味のミルクティ)、ウルム(←明日の記事でご紹介したいと思いますが、乳製品です)、
それから写っていないけれど、パンです。
ミルクティと聞いて甘いものを想像し、甘いと思い込んで飲んだミルクティは、塩味以上の塩辛さでしたが、ミルク粥も同じでした。
うっすら塩味
「このミルク粥は甘くないかも。きっと甘くないだろう」
と思っていただいたので、衝撃はなかったですが、
ミルク粥は甘い方が美味しい気がするのは私だけでしょうか。
砂漠地帯のお宅の朝ごはんです

例えるなら、揚げパンと言ったところです。
なんと!こちらは、甘いです!!
久しぶりの糖分
糖分に飢えていた私は、久しぶりの甘いものの登場が嬉しく、たくさん食べちゃいました
たくさんってどのくらい?
それは、聞いちゃダメ!(/ω\)
お皿にのっていただけ全部食べちゃったなんて、口が裂けても言いません!
どちらの家庭でも、朝から”お母さん”が母屋の中心にあるストーブで、作ってくれました。

食事の準備はもちろん、寒いときには暖をとるストーブです。
薪をくべて使います。

「白い食べ物」の準備は、ここから始まります
乳しぼりは、女性の仕事と考えられています。
牛の乳は、朝夕2回”お母さん”が絞っていました。
モンゴルでは、牛乳として飲むことはまれで、
乳製品に加工して食します
お手間でなかったら、
乳しぼりをするお母さんの背中をタッチ(クリック)して、
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ありがとうございました♥
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これまで、このブログを毎日更新してきましたが(どうにもこうにも、電波が届くところに出られなかった8月11日を除く)、しばらくの間、前触れなくお休みをする日があると思います。
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