こちらに来てから、
これは、計算違いだ!
と思っていることが1つあります。
それは、夜空。
遊牧民の住む大平原、
電気も水道もなくて、
電波すら届かない牧草地
当然、夜は溢れんばかりの星が
360度プラネタリウムのように
輝いているに違いない
これ、計算違いでした
なぜなら、こちらに来てから、
毎日夜は雨か雷雨
酷いとひょうが降るのです
星空どころではありません
当然、寒いです。
初日のこと、
あまりにも寒くて、
母屋のストーブから離れられず
「この薪を少し分けてほしいな。
ドラム缶か何かがあったらでいいから」
と無理な相談をしてみました。
図々しいったら、ありゃしない!
母屋は、食事の準備をしたり、
来客のおもてなしをしたりするゲル
であると同時に、
お父さんとお母さんの寝室を兼ねています。
そんな事情から、
煙突のついたストーブがあるのは、
炊事も行う母屋だけなのです。
「ノー」
あっさり言われちゃいました
その代わりに、
ふとんを3枚貸してくれました。
ありがたいことです。
服は着替えないことにし、
上からヒートテックと裏起毛のシャツ、
さらにはフリースを重ね、
寒さをしのぐことにしました。
しかし、
1時間ほどした頃、
お母さんが言うのです。
「あなたのゲルに行きましょう」
一緒に行ってみると・・・
なんと、そこには!!

煙突のついていなかった、
私の部屋のストーブには煙突がつけられていて
(いつの間に?)
火が煌々と燃えています
そして、10本近い薪をくれたのです。
感激
うるうる
思わず、
思いっきり抱きついちゃいました
バイルラー
(ありがとう)
お母さんも嬉しそうにしてくれました
真っ暗闇の中、
いつのまにか煙突を立ててくれて、
薪を焚いてくれていたのです。
とても面倒な作業だったと思います。
しかも、寝る直前に。
モンゴルの人たちには、
男性も女性もこういう優しさがあります。
心もホカホカになり
眠りに就きました
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