引き続きコロンビアからです。
メデジン(Medellin)という都市について聞いたことがありますか
その名前が、なんとなく記憶の片隅にあるという方もいることでしょう。
ここメデジンは、首都ボゴタから北西へ約400kmの距離に位置するコロンビアの第2の都市です。ちなみに標高は約1500mで人口は250万人です。
私は、サレント(&周辺)で主にココラ渓谷とコーヒー農園を見学した後、バスでメデジンにやってきました。
ちょっと(かなり?)、緊張しながら
ロンリープラネットによると、「クリスマスシーズンにコロンビアに行くことがあったら、メデジンのクリスマス・イルミネーションは外せない」そうで、せっかくだから行ってみよう!と決めたのです。
では、なぜ、そんなにも緊張していたかというと・・・
メデジンは、かつて、コロンビアの犯罪組織であるメデジン・カルテルが創設され、麻薬の密売や誘拐、殺人、ライバルのカリ・カルテルや政府との抗争が絶えず(1970代~80年代)、世界でも有数の危険な都市として名を馳せていた都市だったからです。
今でこそ治安は回復していますが、私がコロンビアを訪ねたのは2011年、まだ「コロンビアは危険」「死因のナンバー1が殺人」と言われていた頃でした。
(悲しいことに2016年にメデジンで日本人殺害事件が起こってしまったため、こちらの記憶がある方もいるかもしれません)
あまりにも前情報が悪かったので、メデジンへ行ってみて「やばい!」と感じたら、やめよう!と思っていたのですが・・・
なんと!
メデジンに到着してすぐ、ホテルまでのタクシーを拾ったところ、なんと、なんと!コロンビア到着以来初めての”英語を話すタクシーの運ちゃん”だったのです。
しかも、毎週英会話スクールに通っていると言います
なんなら、英語のレッスン請け負いますが?(^_-)-☆
幸運の兆し!
「今晩、イルミネーションを見に行きたいのですが、3,4時間予約できませんか?」
即座にお願いしちゃいました
運ちゃんはパウロと言い、「家族が良いって言ったらいいよ」とのこと、その場で電話をし・・・
運よく、運転手兼イルミネ・ガイドが見つかってしまったのです
ホテルまで迎えに来てもらえば、1人で夜道を歩く必要もありません!
パウロも英語を話せるチャンスをとっても喜んでいて(クリスマスのイルミネをデート気分で楽しんでいた疑いも)、張り切って案内してくれました

どこもかしこも人だらけ。熱気ムンムンです!
南米一といわれるメデジンのクリスマス・イルミネーションは、1967年に始まり、2011年当時は(5kmだったかそれくらい)の距離を2700万個の電球を使い街を輝かせていました
毎年、テーマに沿ったイルミネーションが展開されます。

画像お借りしてきました https://www.cntraveler.com
ナショナルジオグラフィックの「世界のクリスマスイルミネーション・トップ10」入りするだけあって、見応えがあります!
電球の数、ものすごいです!
それ以上に人だらけです!

どこへ行ってもものすごい人だかりで、写真を撮るどころではない”おしくらまんじゅう”状態でしたが、

”これが、南米のクリスマス!”とちょっとした興奮を覚えていました。
※コロンビアは、私にとって”初めての南米”でした

イルミネーションだけでなく、人々は思い思いにパーフォーマンスを繰り広げたり、露店を出しています。
日本のお祭り大規模バージョンという感じでしょうか。

パフォーマーたちは、南米のあちこちからメデジンに集まっていたようです。
”南米のあちこち”でなく、”世界のあちこち”かもしれません。

偶然知り合ったパウロのおかげで、悪評高かったメデジンでクリスマスイルミネーションを安全に、楽しく鑑賞できちゃいました

しかも、結果として、パウロは、
「タクシー代は拘束時間でなく、走行距離分だけちょうだい。英語の勉強になったし、楽しかったから!”You are my friend!”」
と言い、わずかなタクシー代で、夜中まで付き合ってくれたのです
コロンビア、やっぱりいいところです♥

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
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