世界を変えたい!なんて思ったことはありますか
実際に世界を変えられるほどの影響力を持つ人は少ないかもしれませんが、ペルシャ語文学最大の神秘主義詩人と言われるルーミー(1207-1273)は、こんな言葉を残しています
Yesterday I was clever, so I wanted to change the world.
Today I am wise, so I am changing myself.
clever = 利口な、賢い
wise = 賢い、賢明な、分別のある
かつて自分は賢いと思っていた
だから、世界を変えたかった
今は分別がある
だから自分を変えようとしている
世界を変えられるほどの力はなくても、
自分自身が変わることならできるかもしれません
結局”見え方”ですよね。
ところで、このcleverとwiseは、似ているようで違います。
どちらにも「賢い」という意味がありますが、
cleverが物事を学ぶのが早かったり、理解力があることを表すのに対し、wiseは経験からくる賢明さを表します
「カイロ三部作(邦題)」などを著したノーベル文学賞作家のナギーブ・マフフーズ(1911ー2006)は、cleverとwiseの違いについて、こんな言葉を残しています
You can tell whether a man is clever by his answers.
You can tell whether a man is wise by his questions.
whether = ~かどうか
頭の良さは、その人がどう答えるかでわかる
賢さは、その人が何を質問するかでわかる
納得
子供の頃から、この子の質問力すごい!って思う子がいます。
将来世界を変える大人になるのかもしれません。
最初の名言の訳には、あえてcleverに「賢い」をつかい、
2つめの名言には、wiseに「賢い」をつかってみましたが、
違いを感じ取っていただけたでしょうか
******
cleverと言われる機会(時期)を逃してしまった私は、
wiseと言われる人間を目指したいです。
なんてね

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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