ナミビア国内をどう移動したらよいのか
(ナミビアを自力で旅したい方のためにも、この記事を書いておきます!)
これに関する情報は、海外のガイドブックにも具体例は載っていませんでした。
Lonely PlanetはもちろんのことBradtにも。
どういうことかというと、ナミビアでは・・・
レンタカーを借りて、自力で旅するか
ツアーを利用するのが主流なためです。
全行程運転手を雇うという手もあります。
私の旅のスタイルとしては、番と
番は除外です。
おもしろくないのです。
ワクワクしません。
となると、番
しかし、出発前の激務で国際運転免許証を取得できなかった私には、レンタカー作戦はありません。
どうしよう
首都ウィントフックから、最初に目指したい町はオプウォです。
下の地図、ピンクの〇で囲んだ2都市を移動したいのです。
ということで、国内線の飛行機を使い、まずはOndangwa(オンダングァ)まで飛ぶことにしました。
エア・ナミビアでビューンと快適な空の旅です
日本円で2万円ほどでしたが、余裕を持って予約すれば、1万円くらいで飛べるようですよ。
約700キロの距離を1時間で移動できます

さようなら、ウィントフック
機内から見たウィントフック

国内線が発着するEros(エロス)空港から毎日2便出ています。
私は朝7時の便で飛びました
エロス空港は、街の中心部から近いです

虹みたいなのがキレイ何かわからないけれど
ハロー、オンダングァ

さぁてと、ここから、どうやって、オプウォまで行こう
とりあえず、空港から外に出てみます。
バスらしい乗り物やタクシーはないようです
空港に戻って、案内所で聞きます。
(正確には、案内所には誰もいなく、空港の人に案内係を呼び出してもらいました)
「オプウォまで行きたいんですけど、どうやって行ったらいいですか?」
「ベンツ・サービスっていうのがあるけど。それなら、オプウォまで行ってくれるかも!」
「なら、それを手配してください!」
で、やってきたベンツ・サービスのお兄ちゃんゲーリー。
なぜか名前まで知ってる
「オプウォまで行きたいんです」
「オプウォ?そんなに遠くまで行けないよ。サービス圏外だから。オウタピまででよかったら、行くけど」
「オウタピ?それどんなとこ?」
「ただの町だよ」
「そこでタクシーを拾えばいい」
「OK!なら、オウタピまででいいわ」
下の地図のA地点からC地点まで行くというのです。
B地点(オシャカティ)からF地点(目的地オプウォ)まで行ったほうがスムーズな気がしますが・・・実際にオシャカティーオプウォ間は直行の乗り合いタクシーがあることを確かめました
まあ、いいか
(誰も行かないようなところに行くのって、好きなんです)

空港を出ると、ピッカピカのベンツが待っていました。
これで、オウタピまで105キロ移動します

しゅっぱぁーつ

途中オシャカティ(B地点)と思われる、町を通過し・・・

どんどん何もなくなっていきます。

オウタピで、ベンツの運ちゃんゲーリーとお別れして、
D地点のRuacana(ルアカナ)行きの相乗りタクシーを探します
ゲーリーは私のことが心配で心配で仕方がありません。
「初めてのナミビアで、いきなりタクシーを乗り継いて300キロも移動するなんて。悪いやつに捕まったら大変だ!」
「だったら、オプウォまで乗せてってよ」
「サービス圏外だから行けないんだ」
と言って、ルアカナまで行くタクシーを探してくれました。
「これが僕の電話番号。何かあったら、電話して」
「ナミビアで使える電話を持ってないんだけど・・・」
「何かトラブったらどうするつもり」
「皆、あなたのように良い人ばかりだから、大丈夫」
「オプウォに着いたら、ハローだけでいいから電話をちょうだい。心配で仕方ないよ。You must be crazy!(どんな神経してるんだ!)」←のちに何度も耳にする耳タコ言葉となります

手を伸ばしたらアンゴラの空気を触れるくらいアンゴラに近いルアカナを目指します。
次の運ちゃんはパオ。なぜか、また名前まで知ってる
ゲーリーが見つけてくれた運転手です。
「まさか、本当に1人なの? 危ないよ」
「あなたが危ない人?」
「いや、違うけど・・・」
「なら、大丈夫!」
私は、運だけは強いのです
特に旅運は最強よんうふっ
ここからは、4人ぎゅうぎゅう詰めの相乗りタクシーです。
当然エアコンなどないし、上半身裸のおじさんだって乗ってきます。少数民族の衣装というだけです。怪しくありません!
乗客全員が”悪い人”でない限り、特に危ないことが起こるようにも思えません。

ルアカナでは、パオが次のタクシーを探すのを手伝ってくれました。
「悪いね~。ありがと~」
しかし、見つかりません
そこで、そのあたりにいる人たちに、私のことを頼んでくれています。ナイス!
「オプウォに着けるよう、助けてやってくれ!」 ありがとう~!
他の乗客をこれ以上待たせるわけにはいかないのです。
乗り合いタクシーなので、皆目的地が違います。

その辺をぶらぶらと写真を撮りながら歩いていたら、声をかけてきた青年(写真右)
「なんの写真を撮っているの?」
「そんな何もない写真撮るくらいなら、僕たちを撮って!」
「いいよぉ!」
何人かの「髪の毛を売ってくれ~」
攻撃にあいながら適当にかわし、待つこと30分
ついにオプウォ方面へ行くタクシーを見つけました!
ヤッター
ところが・・・
「4人集まったら出発する!」
・・・だよね~
ということは、あと3人
さらに待つこと30分
もう少しで干物になるところでした
散々You are crazy!と言われましたが
皆親切に助けてくれました
そして、ついにオプウォに着きました
ここからは、市内を走るタクシーを探して、宿探しです
宿もすぐに決まりました
クレイジーかもしれないけれど、いろんな人に出会えて楽しい移動でした
*****
というわけで、レンタカーがなくても、ツアーでなくても、オプウォに行けます
ウィントフック ー オプウォ間もジモピーさんたちが利用する乗り合いバスがでているそうです!確認しました!
ツアーでないといけないとか、
専属の運転手やガイドがいるとか、
レンタカーがいるとか言われると思いますが(皆お金儲けしたいからね
私も散々言われました)、
そんな方法しかなかったら、ジモピーさんたちはどうやって移動するの?ってことになりますよね
現時点では、1人歩きをするとなると情報の少ないナミビア。
これだけの情報でも役に立つことがあるかもしれないので、記事にしました。

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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