プチシリーズ「イマームの恋」(←とりあえずのシリーズ名)が終わったところで、ふと考えた。
北キプロスのファマグスタに滞在している間に、もっともよく歩いた道はホテルから旧市街へと続くIsmet inonuという通りだった。
Ismet inonu通りのどこか
イマームが聖職者として管理していたモスクは旧市街にあった。
もちろん、だから旧市街へよく赴いたというわけではない。
モダンな新市街は買い物をしたり、食事をしたりするには良いが、景色がつまらない。
車の走行も多いので(といっても、日本、少なくとも我が街名古屋とは比べ物にならないほど少ないが(^^;)、旧市街の中の車が通らないエリアを散策することを好んでいた。
旧市街は、どこにいても鳥のさえずりが聞こえてくる、そんな場所だった。
今日、改めて、ホテルから旧市街の中心部までは距離にするとどれくらいだったのだろう?とグーグルマップを開いてみた。
3.9キロだった。
1時間弱くらいの移動だったから、グーグルマップの推定移動時間49分と一致する。
往復で7.8キロ。
旧市街を好んで散策していたため、恐らくプラス1キロ。
8.8キロ。
旧市街での散歩を実現させるために、日常的に歩いていたのが、9キロということは、ホテル周辺等を歩いていた分も含めると、1日10キロくらい歩いていたことになる
今の私はと言えば・・・・
自宅と教室を歩いて往復するくらい
ときおり散歩にでかける熱田神宮でさえ、片道3.1キロしかなかった
しかし、行きも帰りもあるくことはなく、どちらかは公共の交通機関を利用していた。
ん~。
運動不足を感じてはいたが・・・
話が逸れてしまった
戻そう。
ホテルから旧市街に向かう途中、ちょうど半分くらいの距離のところに、目をひく白亜のモスクがあった。
Osman Fazil Polat Pasa Cami(オスマン・ファジル・ポラット・パシャ・モスク)
旧市街にあるモスクと違って、最初からモスクとして建てられた現代的な、モスクらしい建物だ。
Osman Fazil Polat Pasa Cami
(オスマン・ファジル・ポラット・パシャ・モスク)
トルコの軍人、オスマン・ファズル・ポラット(1922-1980)にちなんで名づけられたと推測する。
「征服者」と呼ばれる彼は、キプロス共和国(ギリシャ系)からしてみたら、侵略者となり、トルコからみると、英雄ということになる。
いつか両国が再び手を結ぶ時がきたのなら、名前が改められたりするのだろうか。
中はこのように、美しいモスクだった”ようだ”。
何度も何度も前をとおりながら、一度も中を覗いてみようとしなかったことが今更ながら悔やまれる。
・・・中に入れてもらえたかどうかはわからないが
あれを見ておけばよかった、食べておけばよかった、あそこへ行っておけばよかった・・・と後から思うこと、旅には多いですね
「イマームの恋」のindexを下に貼り付けます。
物語風になっているけれど、100%ノンフィクションです。
1) 何かが始ろうとしている?
3) あなたは天使のよう…
4) 夕暮れ時のモスクに到着
6) 響き渡るコーラン
8) 外は雨
10)身勝手すぎる理由
13)聖職者の恋
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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