ほとんど仕上がった状態の記事が、「下書き保存」したとたんに消えてしまいました途中まではセーブできていましたが。
なぜ?
ショックすぎ!
気を取り直して、書き直します。
昨日に続き今日も旅ネタ、ハイチからです。
外国人観光客価格がやたらと高いハイチ。
設備やサービスの質も価格に伴っていれば、文句はないのですが、さにあらず。
海に行きたくても、ハイチ人の平均月収と同額のタクシー代を請求される始末。
よし、もう街はいい!
郊外へ移動しよう!
正午前でした。
今からでも、チェックアウトできるはず。
早速ホテルへ戻り「チェックアウトしたい」と頼んでいるところへやってきた、お兄ちゃん。
ちなみに、名前はノール。
私が言いたいたいことがフロントに通じていないことを察して、通訳に入ってくれました。
はい、実際に通じていませんでした
言葉が全く通じないと、小さなストレスがどんどん溜まっていきます
「それで、今日はどこに泊まるの?」
ノールは、私に聞いてくれました。
もちろん、英語です!
感激!
英語を話せるハイチ人を見つけるのがどれだけ難しかったことか。
ミロで雇ったガイドを含め、4人目のハイチ人英語話者でした。
数えられるほどに、英語を話すハイチ人が少なかったのです。
「インペリアルです」
私は答えました。
「どうやって行くの?」
「タクシーで行こうと思うけど、英語は通じないし、ものすごい値段をふっかけてくるの。一緒に探してくれるか、“ぼったくらない”タクシーを手配してほしいとホテルに頼んでもらえないかしら?」
英語がまったく通じない環境にいると、ここまで図々しくなれてしまうものかと思いました。
タクシーを一緒に探せだなんて、通訳に入ってくれただけの人には普通は頼みません
「1時間くらい後でもよければ、乗せていってあげるけど?」
ノールは言いました。
「本当?」
「ちょうどそっちの方面に行く用事があるから」
渡りに船です
私は1時間待つことにしました。
正確に言うと、街を離れよう!と思いついたばかりだったので、チェックアウトの準備などできていませんでした。
部屋に戻って荷物をまとめていたら、1時間なんてあっという間です。
なんて素敵なオファーなの!
お兄ちゃんは、私の手帳に名前と電話番号を書いてくれ、「何かあったら、ここに電話して。1時間後に迎えにくるから!」と言って去っていきました。
神!
私は早速荷物をまとめ、チェックアウトをすませました。
そして、ロビーで旅日記を書きながらノールを待ちました。
彼は自ら興した会社を営む若い実業家でした。
白い、新しい4WDで現れた彼は、ペットボトルに関する事業を行っていました。
今となっては記憶が朧げですが、日本や欧米では普通にあるサービスだと思ったことだけ覚えています。
私たちにとっては、当たり前のサービスがハイチではビッグ・ビジネスになる可能性があるんだ!と思いながら、道中彼の話を聞いていました。
カパイシャン郊外にある、そのホテルは、市街とはまるで違う、静かな環境の中にありました。
ホテルの写真を撮らなかったので、ネット界からお借りしてきました。
私はこのホテルのことをとても良く覚えています。
なぜなら、当時このホテルでマネージャーをしていたハイチ人男性、トニーとはその後もずっと交流が続き、今では友達と言える間柄だからです。
トニーは日本から1人でやってきた私にやたらと声をかけてきました。
「YouTubeで日本の様子を見せて!」 「日本で撮った写真を見せて!」 「日本語をおしえて」と私を見かける度に。
彼の英語はとてもクリアで流暢でした。
そうそう、このカウチでお喋りをしたのだわ!画像はネットから拝借しました。
話し相手のいなかった私は、暇つぶしに大喜びで、”日本大使”となって、日本のことを話し、私はハイチのことを尋ねました。
滞在は短かったけれど、たくさん会話したこともあって、お互いにメアドを交換したのです。
最初の頃は(当時まだ20代だった)彼の恋愛相談に乗ることが多かったけれど、今や二児の父親。
近年コロナの影響で経営が大変になっているという話をしたときには、対策案をプレゼンテーションしてくれたり。
自国こそ、大統領の暗殺、地震、ギャングの抗争、燃料不足などが続きとても大変だというのに。
一筋縄ではいかない国でしたが、英語を話す人達=直接話すことができた人達はとても親切で、皆とこんなふうに交流できたなら、ハイチの印象は大きく違っただろうと思いました。
おっと、海に到着できませんでした
ネットでホテルの写真を見つけたら、とても懐かしくいろんなことを思い出したのです
次回へつづく・・・
はじめましての方へ
これまでのハイチ旅はコチラです
これまでは、話が連続することが多かったですが、今後は1話完結となる予定です
1) それ、タヒチです!
3) やっと見つけたホテルは…
5) それ以上は、払いません!
7) 写真撮っている場合?
8) 庶民の足タプタプ
9) ミロの町を歩く
10)もう騙されない!
11)25ドルが8ドルに!
13) ハイチアート
14) 西半球最大の城砦
15) シタデル・ラフェリエールへの道
17) シタデル・ラフェリエール➁ 遠路遥々やってきたというのに
19) シタデル・ラフェリエール④ 類は友を呼ぶ?& 心に残る風景
20) 世界一出世した男アンリ・クリストフとサン=スーシ宮殿
番外)ハイチに伝わる諺
24) ハイチで最初に食べたもの
25) そうだ、街を離れよう!『そうだ、街を離れよう!(ハイチ)』今日は旅ネタです シタデル・ラフェリエールから眺めた景色は素晴らしかったです。 大きく広がる緑が視界に入ったときは、「これを見るために、ここへ来たんだ!」と…ameblo.jp
ハイチで撮った少ない写真の中から1枚
遠くに見えるのがシタデル・ラフェリエールです。
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