日本初の女優と言われる、川上貞奴が岐阜県の木曽川の畔に建てた別荘、萬松園シリーズ（いつの間にシリーズになったんだ？
）の最終回です。
庭の向こうに木曽川が見えます！
今日こそは、まとめます！
（これまでの、お話はこちらです↓）
１）川上貞奴が建てた別荘（萬松園➀）『川上貞奴が建てた別荘（萬松園➀）』姪の結婚式から2週間。その節はお祝いのお言葉をいただき、ありがとうございました！ 『初めて触れられたとき、あなたのものになるとわかった！』今日は、超さらりと。…ameblo.jp
２）日本初の女優、川上貞奴の感性がつまった邸宅『日本初の女優、川上貞奴の感性がつまった邸宅（萬松園➁）』日本初の女優、川上貞奴が建てた別荘「萬松園」をご紹介してから早くも1週間が経ちました。 １）川上貞奴が建てた別荘（萬松園➀）『川上貞奴が建てた別荘（萬松園➀）…ameblo.jp
３）日本初の女優、川上貞奴の別邸庭『日本初の女優、川上貞奴の別邸庭（萬松園③）』我が家へようこそ！ あぁ、また言ってしまいました。最初から、バレていましたよね？ しかし、、このようなガラス戸は私が幼き頃よく見た戸のようです。ちょっと間…ameblo.jp
今日は、ここからです！
ゲストは、ここで足を洗ったようです。
ゆっくりと旅の疲れや汚れを落としたのでしょう。
まるで、美術館か博物館にいるかのような、貞奴の美の世界が広がる、お屋敷でした。
こちらは、客室の天井です。
描かれているのは、芸能の神様。
なるほど、首から小鼓を吊るしていますね。
客室の天井だけではありません。
彼女のセンスはいたるところに見られます。
ふすま一つをとってみても、同じものはありませんでした。
掛け軸が中途半端でごめんなさい
各部屋や通路の美しさに、ただただ見とれていました。
こんなお屋敷に住んでみたい
いや、無理ならお友達として招かれたいわ
チラリと覗くふすまも素敵でしょ？
しかし、このお屋敷の魅力はそれだけではないのです。
こういうものまで昔のまま残っているのです
ただのトイレではないかって？
しかし、時は昭和初期（着工は1929年、昭和4年）、この時代の水洗トイレは非常に珍しいです。
時代の先端をいっていたと思います。
写真を撮ってこなかったのですが、お風呂場もそのまま残っていました。
こちらは、ボイラー室
そして、台所のキャビネット
すべて木でできています。
お屋敷の特徴として、屋根が鋳鉄製の桟瓦葺であることですが挙げられますが、さすがにこれは撮ってくることができず・・・・
株式会社創寫舘のHPより画像をお借りしてきました。
上空から見ると、こんな屋根ですが、
中から見ると・・・・
茅葺き屋根だったっけ？
と思うような、古民家風のお部屋もあったり。
1部屋1部屋踏み入れるごとに、感動に包まれたのでした。
明かりの取り入れ方がとても上手で
どこから外を覗いても、お庭が見える、そんな造りが
自然の中にいるように思わせてくれました。
さて、全2回の予定が4回になってしまった、川上貞奴の別荘、萬松園シリーズは、これにて
お・し・ま・い
萬松園の所在地：
萬松園：岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町3-82-2
お問い合わせは：迎賓館サクラヒルズ川上別荘 058-384-0700
川上貞奴（1871-1946）：日本で最初に女優となった女性。夫・川上音二郎の興行に付き添ったアメリカで初舞台を踏む。
※本日、とても残念ですが、コメント欄を閉じます
こちらは、LINEやらクター、ブラウンのお部屋です
韓国・ソウルで撮りました
貞奴のサンルームとは大違いですね
夢のあるお部屋でした。
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