オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、
☑ マスカットのタクシー運転手バダル、
☑ サラーラの富豪ザキーム、
☑ 政府の官僚ムスラーム
サラーラのタクシー運転手サイーフも、私がオマーンという国を知るのに一役買ってくれました。
特にストーリー性があるわけではないけれど、前号の続きとなるので、リンクを貼っておきます。
1) オマーンのタクシー
3) 乳香の土地博物館
7) もう友達じゃないか!
8) メーターがついているのは、不利益だ『メーターがついているのは、不利益だ!(オマーン)』オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、☑ マスカットのタクシー運転手バダル、☑ サラーラの富豪ザキーム、☑ 政府の官僚ムスラームの3人だったけれど、…ameblo.jp
第9号:物語でなく紹介になるので、文体を変更します!
14年前のオマーンからさらに10年遡った、24年前のスリランカにスリップしてしまいましたが、再びオマーンのサラーラに戻ってきました。
(本当は、リアルで現代のどこかに飛びたいんだけど・・・)
サラーラのタクシードライバー、サイーフの“友達走行”が続いています。
今日は、サイーフに案内してもらった、場所の1つ「ラクダの足跡」をご紹介したいと思います。
???
はて?
なんのこと?と思いましたよね。
私も、同じでした
「ラクダの足跡を見に行こう!」
と言われても・・・
ラクダならその辺を歩いているではないか!!
特別なラクダなのか?尋ねると、
「そうだ」というので、ついていく(←コラッ!わざわざ案内してくれるというのだぞ!)ことにしました。
で、これが、そのラクダの足跡とやらでございます!
なんのこっちゃ!?
というわけで、ここからは、さらっとアラブの消えた民族サムード族のお話をします。
サムード族?
そんなのどうでもいいよって言われそうですが
実は、私も知らなくて、調べてわかった民族です。
サムード族は紀元前1000年頃からムハンマドの時代まで栄えた民族で(仮にムハンマドが40歳で啓示を受けたときとするなら、610年。よってそれ以降と思われる)、コーランによると「アッラーの怒りを買って滅ぼされた」とされています。
※実際は天変地異による。天変地異がアッラーが仕組んだことと言われてしまえば、それまでですが・・・
で、このラクダの足跡は、サムード族が“滅ぼされる”ことになる過程で神の遣いとしてやってきたラクダが残したものということなのです。
なんでも、ノアの民の末裔でウバール(※)を首都としたアード族の王家が消滅したときに、とってかわったのがサムード族だそうです。
ウバールは、コーランやアラビアンナイトにも出てくる都市ですが、その実在はわかっていませんでした。
1990年代になってNASAが人工衛星とレーダーにより砂漠の中に『乳香の道』を発見し、その際ウバールも見つかりました。
その場所が、オマーンのルブアルハリ砂漠(舌を噛みそう)※だそうです。
画像はネット界よりお借りしてきました。
※ルブアルハリ砂漠は、オマーンのほか、サウジアラビア南部、イエメン、UAEの4ヵ国にまたがり広がる砂漠です。
私を惹きつけた、『乳香の道』の交易路にあった古代都市ということになります。
なんだかワクワクしますね。
サイーフと出会わなかったら、素通りしたことでしょう
とは言え・・・・
これだけ?
ウバールが消滅した原因は天変地異により地下水が枯渇し、地盤沈下をもたらしたと現代では考えられていますが、長い間オマーンでは(あるいはコーランによると?)アッラーによって滅ぼされ、砂に埋もれたこととされてきました。
長くなってしまいそうなので、消えたサムード族とラクダの足跡のお話は、明日にしたいと思います。
興味ないって?
さらっといきますので、明日もおつきあいいただけたら嬉しいです
次回へつづく・・・
※この記事は、2007年に私がオマーンを旅した時のことを書いています。
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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