私がオマーンを旅した、2007年。
当時は観光客を受け入れる体制が全くできていない環境だったといっても語弊がありませんでした。
現在とは、いろいろ違う部分があると思いますが、2007年当時のまま綴ります！
『アラブ純情物語』(首都マスカットより)に続く、サラーラ編は、首都マスカットから1050km離れた、オマーン南部の都市でのエピソードです。
100％実話ですが、物語風に綴っています
これまでのストーリーはこちらです
オマーン・サラーラ編
序章： サラーラにやって来たワケ
1) ラクダ肉売りの親切
2） 掟破りが現れた！
4) 妻は3人、子は16人！
5) 第4夫人として迎えたい！
6) 家2軒、ラクダ100頭！
8) お荷物が届いています！『お荷物が届いています！ (オマーン・サラーラ）』私がオマーンを旅した、2007年。 当時は観光客を受け入れる体制が全くできていない環境だったといっても語弊がありませんでした。現在とは、いろいろ違う部分がある…ameblo.jp
第9話：アラブの男ってヤツは！
第8話『お荷物が届いています』の答え合わせを兼ねています！
問題は、
誰が何のために届けたのか？
それは何だったのか？
☑ 推理できる方いらっしゃいますか？
☑ めちゃくちゃオマーンらいしいです！
☑ 『アラブ純情物語』 + 『サラーラ編』セットで『アラブの男ってヤツは！』が完結します！
☑ 難易度★★★★★(MAX)
でした。
では、はじめます
「お荷物が届いています」
と言うフロントに、
「見せてください」
と頼んだ。
本当に私宛なのだろうか？
私がこのホテルに泊まっていることを知っているのは、タクシーの運転手サイーフとザキームしかいない。
フロントスタッフは奥の部屋へ行き、“荷物”を持ち帰ってきた。
それは、バスケットに入っていた。
1つ1つの包がきれいに包装され、それらはまるで花のようだった。
ちょっとちがうけど、まぁいいか！イメージに近い画像をお借りしてきました
花籠みたい！
私のテンションが1000％上昇したのは言うまでもない
その“花籠“は透明のセロハンで包まれ、リボンがかけられていた
「これ、本当に私宛ですか？」
「そうです、ミス・サチコ」←この頃は、まだミスだった。今はマダムって呼ばれるわ
私は、その籠をその場で受け取り、部屋へ持ち運んだ。
フロントスタッフが「間違いない」というのだから、開けちゃえ！
私はドキドキしながら、包を１つ開けてみた。
乳香が詰まった瓶だった。
もう１つ。
またしても、乳香。
そして、私は、気づいた。
包と包の間にカードが埋もれていることに。
贈り主からに違いない！
思った通り、そのシンプルなメッセージカードは、贈り主からだった。
え？
まさか？？？
・
・
・
・
・
ムスラームという名前と電話番号だけが、書かれていた。
ムスラームが？
“通訳”のムスラームは、ザキームと私の側にいたのだから、“通訳”を必要としなかったやり取りも聞いていたのだった。
もともと私を熱心に誘ったのは、ムスラームだった。
ムスラームが礼拝に行っている間に状況が一変し、ムスラームは手を引いた。
ムスラームからしてみたら、今がチャンスというわけか！？
しかし、
メッセージもなにもない。
名前と電話番号だけが、書かれていた。
プレゼントは、大量の乳香(フランキンセンス)、乳香の精油、香水・・・・
私は夢中になって、ギフトの1つ1つを開けた。
乳香を焚く香炉、専用の炭台、粉末のお香・・・
サラーラの海岸で採れたとみられる、数々の貝殻。
一番大きいものは12-13センチくらいの巻貝で、ぼこぼこしたその表面には“Forever”という文字と太陽の絵などが描かれていた。
乳香(フランキンセンス)
ということで、
答えは、
☑ ムスラームからの贈り物で
☑ 乳香（フランキンセンス）関連のものどっさりと
☑ 貝殻でした(*^^*)
オマーンの男性は、あちこちに書いてきたとおり、女性への関心がとても高く、情熱的です。
※少なくとも、私が出会ったり接したりしてきた人達は
ザキームやムスラーム、バダルのような例は、良い方向へあらわれたケースです(バダルの嫉妬深さを除く
）
ここに書ききれないほどに、親切な男性はたくさんいました。
悪い方向へあらわれると、痴漢行為となります
(私は、ディスダーシャを着たオマーン人男性の痴漢には遭いませんでしたが、外国人労働者の痴漢には何人も遭いました)
さて、正解者様を発表したいと思います！
今回は、私も含めて、このプレゼントの贈り主は、ザキームだと思いました。
ザキーム以外の名前を挙げられたのは、Go-元Redskinsさんオンリーでした。
ザキームに寝返ったサチコに【バダルからの爆発物】が届いたのでした
バダルではなかった。残念
よって、１つめの誰からかは正解者ナシ
という結果になってしまいました
ブログを始めて以来初の正解者ナシです
今までどんなに難しい問題もどなたかが当ててくださったのですが、今回ばかりは、私ですらザキームと思ったくらいです。
超難問でしたね
しかし、何かは、たくさんの方がご正解となりました。
一番近いのが、
ぐりあめさんの【大量のフランキンセンス】
tamazenmamanさんの【乳香の香水】
でした。
そして、以下の皆さま、正解です
reaさん (ブルカと乳香一式)
浩志さん（宝石と香水)
わだのりさん (オマーンの最高級香水アムアージュ)
リモーネさん (世界一高級な香水アムアージュ)
上田あいさん (おまけです！答えをかえなければ大正解！の乳香)
おめでとうございます＼(^o^)／
そして、クイズにおつきあいくださいました皆さま、
コメント欄には残していないけれど、一緒に考えてくださった皆さま、
どうもありがとうございました(*^^*)
ありがとニャン 
あやうく忘れるところだった
・・・最近物忘れが激しすぎるニャン
たしかに。許して～
オマーン王宮の花壇
外に出るときは、頭にスカーフを巻き、くるぶしまで隠れるスカートを穿いていました。
毎日同じ格好・・・
お手間でなかったら（ちょっとお手間でも？）
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オマーン人女性は、顔もすべて覆う(お化けのQ太郎のように)ので、ニセモノもいいとこ
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