ここは、ペルーとボリビアにまたがる、チチカカ湖。
「緊急クレジットカード」を受け取り、所持金わずか270円という極貧旅行から解放され、早速ボリビア側にあるIsla del Sol(太陽の島）を目指しました。
Isla del Sol への玄関口となる、コパカバーナまでは、プーノから長距離バスで3時間と聞き、太陽の島へ日帰りで行けるではないか！と閃いたのです。ちょっとキツイけどね～
これまでの流れはコチラです：
序) いざ、太陽の島へ！弾丸旅行
(10) 太陽の島よ、アディオース！『太陽の島よ、アディオース！(Destinationsボリビア)』ここは、ペルーとボリビアにまたがる、チチカカ湖。「緊急クレジットカード」を受け取り、所持金わずか270円という極貧旅行から解放され、早速ボリビア側にあるIsl…ameblo.jp
第11号：ボリビア土産とチチカカ湖に落ちる稲妻
行きが1時間半なら帰りも1時間半、ボートに揺られコパカバーナに戻ります。
乗った船は、16：00発コパカバーナ行き
Isla del Sol（太陽の島）を駆け足で巡ったからでしょうか、疲労が私の体を駆け巡り、いつのまにか眠りに落ちていたようです。
気づいたらコパカバーナに到着していました。
コパカバーナ大聖堂(カンデラリア大聖堂)
プーノ行きのバスの出発まで1時間弱あります。
私は、船着き場から町の中心に向かいました。
コパカバーナ大聖堂の姿を目に焼き付けた後、ボリビアを発つ前にやりたかった、あることをします。
それは何だと思いますか？（答えはこのあと、すぐ）
（
ボリビア料理を食べるに決まってるでしょ？
朝6時に朝食をとってから何も食べていないよね？ ←事実です。
あのお土産屋さんに行って、「お釣りはいらない」と言ったことを撤回するとか？
今度こそピンクのワンピを買うのでは？自分のお土産だってほしいでしょ？
どれも違う気がする・・・
・
・
答えは、です。
私がしたかったことは、これを手に入れることでした
ボリビア紙幣 10ボリビアーノ(約150円)
ただの１０ボリビアーノ紙幣じゃん！
しかも、これからペルーに向かうのに？
ただの10ボリビアーノなんですけど、これを手に入れるのがボリビアではどれほど難しいことだったか
というのも、どのお札もボロボロだったのです。
手垢やシミは当たり前のこと、もはや素材がなんだかわからないようなものだって普通に流通していました。
私がほしいのは、まっすぐに伸びた綺麗なお札なのです。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこれまでに旅した国の小額紙幣(ときには、意に反して高額のものも)を収集しています。
なので、手元にあるボロボロのお札を綺麗なお札に替えてもらえるところを探します！
どこかのお店で何かを買って、綺麗なお札をもらうことに期待するだけの時間的な余裕はありあせん。
船着き場と町は徒歩10～15分の距離があります。
ペルー通貨ソルをボリビアーノに両替しても良いのですが、短時間で使い切らないと余らせてしまうだけなので、手持ちのボロボロ紙幣を交換してもらえないか、両替商に聞いてみました。
案の定、答えはノーでした。 だよね～。予想どおりです。
念のためにもう1軒別のところで聞いてみましたが、ダメでした。だよね～。
ボロボロのボリビアーノ紙幣と綺麗な紙幣を交換するだけなんて、両替商のする仕事でもないし。
何か物を買っても、そのお釣りの紙幣が新品同様かどうかはわからないので、両替商のようなお札をたくさん蓄えているところがベストと考え、もう1度チャレンジしてみます！！
「あの～、さっき古い紙幣と新しい紙幣の交換はダメと聞きました」
「はい、ここは外貨と両替するところなの」
「はい、わかってます。さっきは失礼しました」
「これならどうですか？」
「私が持っている10ボリビアーノを3枚差し上げます。代わりに、綺麗な10ボリビアーノを1枚くださいませんか？」
両替商のお姉さんが怪訝な顔で言いました。
「意味がわかりません。なぜ、そんなことをする必要があるの？」
「私は、綺麗な紙幣をお土産として持ち帰りたいのです。でも、どれもボロボロなので、綺麗な10ボリビアーノ札を30ボリビアーノで売ってもらえませんか？という話です」
「それなら、いいですよ」
と言って、差し出してくれたのがこれだったのです
ボリビア紙幣 10ボリビアーノ(約150円)
新札ではないですが、なかなか綺麗です
これで、心置きなくボリビアを去れます！
来た時と同様、バスで国境まで行き、ボリビア出国手続きを済ませた後にペルー入国手続きを行いました。
ペルーに再入国します！：画像はネット界から借りてきました
国境のアーチ：来た時に撮った写真ですが(^^;
そして、ペルー側のバスに乗り換えます。
バスも道路もとたんに綺麗になります
お隣同士の国ですが、経済には格差があります。
そして、再び眠りに落ちました。
日没後のバスの中ってやることがないんですよね。。。
景色を楽しもうと思った行きのバスは、おじいちゃんとの”スペイン語レッスン”になってしまいましたが(^^;
チチカカ湖の夕陽：画像はネット界からお借りしてきました
外が漆黒の闇に包まれた頃、今日もゴロピカが始まりました。
ペルーに来てから、ほぼ毎日、夜になると雷雨に見舞われたので、音も光も”慣れっこ”になっていました。
雷の落ちた場所が悪かったのか、プーノ全域が停電になってしまった日もありました。『クレジットカードの代わりにやってきたもの (Destinationsペルー・プーノ２）』ここは、ペルー。旅の初っ端でクレジットカードを紛失してしまい、少ない所持金で旅を続けることを決意。マチュピチュやクスコ、チチカカ湖などかねてから訪ねたかった場…ameblo.jp
今日はバスの中でゴロピカに遭遇してしまいました。
雷の音にも光にも”慣れっこ”になっているとは言ったものの、バスの中で耳にした雷音は特別に大きく、その爆音に目を覚ましてしまいました
すると、そこには・・・・
画像はネット界からお借りしてきました
とても神秘的な世界が広がっていました
画像はネット界からお借りしてきました
(後記）
プーノに着いたのは、21:30でした。
長い1日ですが、とても充実した1日でした。
朝6時に朝食を食べてから何も食べていなかったので、お腹がペコペコです。
ボリビアの太陽の島シリーズは、これにて、
お・し・ま・い
インカ帝国を起こした民族、ケチュア族の女の子と
ケチュア族の女の子か私(か女の子が大切にしているお人形(^^;)のいずれかに触れて(クリック)、このブログを応援していただけたら、とっても、とっても嬉しいです
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