22時15分
それは、私がクスコを発つ時間だった。
パブロと別れ、わずかな仮眠をとった後、私はタクシーでプーノ行きのバスの発着所まで向かった。
(関連記事はこちら海外でクレジットカードを失くしてしまったら…)
クスコからプーノまでは、6時間から8時間だと聞いた。
2時間もの幅があるなんて、大雑把(^^;
プーノは、チチカカ湖の西岸にある人口22万人の都市である。
ちなみに、標高は3827m!(富士山より高い所にある)
画像お借りしています
私が乗ったバスは、4000m級のアンデスの道を抜け、早朝5時にプーノに着いた。
外は暗かったが、やや湿った朝の空気が静かな街を包んでいた。
私はバスを降り、早速ホテルへ向かった。
部屋は前夜からおさえておいた。
クレジットカードを紛失したために、これまで極貧旅行を余儀なくされていたが、今日からは違う！！
極貧の”極”がとれた程度だったりして(^^;
「チェックインできますか？」
朝一番でやってきた宿泊客を迎え入れたフロントの男性は、私の名前を聞くと、
「あぁ、あなたですか！大変でしたね。もう大丈夫ですよ」
と言った。
そして、続けた。
「VISAから連絡がありました。このホテル内で必要なものは、全てクレジットカードを受け取ってからの支払いで構いませんからね」
さすがVISA! ありがたし～
案内された部屋の床には、ふかふかの絨毯が敷き詰められていた。
ピンクと緑が基調のその部屋の室温は完璧なほどに心地良く、私の気分は一気に上昇した。
これは、夢？
昨日までの私の部屋とまるで違う
標高3399m空気薄いクスコの街を歩き回り、サクサイワマン遺跡まで登山レベルの道を上り下りしたばかりとは思えないほど、身体が軽かった。
クスコ：サクサイワマン遺跡までの道のりはまるで登山
私は、少しだけ散歩に出かけたくなった。
Q.さあ、運命の分かれ道です！！
黙って、散歩に出かける。少しだけだから
親切だったフロント係に一言挨拶してから出かける
どっちにしますか？？？
・
・
・
・
私は・・・2番を選択しました
その結果・・・・・・・
「ちょっと、散歩に出かけてきます！
この辺りの地図はないですか？」
私は、親切だったフロントの男性に声をかけた。
「チチカカ湖のならありますよ」
「見たいです！！」
すぐさま行くわけではないが、チチカカ湖はマチュピチュと並んで、私が行きたかった場所だった。
葦でできた島ウロス島には、翌日出かけようと思っていた。
「タキーレ島へは行かないのですか？」
タキーレ島？
フロントの男性の話では、
☑ 昔ながらの生活を維持するケチュア民族の島
☑ 島まではボートで3時間
☑ ボートは6時台と7時台に1本ずつある
☑ 午後5時半にプーノに到着するボートに乗って帰ってこれば、日帰りできる
ということだそうだ。
もしかして、
今すぐ出発すればボートに乗れちゃう？？
？？？？？
その島に行ってきまぁーす！！
休まなくて本当に大丈夫～？
どうなっても、知らないよ～
前夜からホテルの部屋をおさえた意味、
ナッシング！！
でも、いいのです！
私には、クレジットカードという強い味方がいるのです！！
でも、だからって、
島のことを何も調べずに出かけて、本当に大丈夫？？知ーらないっ！
次回へつづく・・・
タキーレ島について過去に記事にしたことがあります。
今回は、そのときのものをベースにリメイクする予定です。
タイミング的にもピッタリ、この季節は本業も忙しく、
読んでいただいたことがある方も、ない方も、
おつきあいいただけたら幸いです
クレジットカード受け取りまであと少し！！！
ここまで来たら、受けとれたも同然、遊びに出かけても大丈夫！！
ですよね？？？よね？？？？
インカ帝国を起こした民族、ケチュア族の女の子と
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