「どこでもドア」でチベットへ瞬間移動しましたぁ

と言いたいところですが・・・
モンゴルの旧都ハラホリン(カラコルム)にある、エルデニ・ゾー寺院(群)の中です

こういう建物を見て、チベット仏教の僧侶たちを見かけると、いつの間にチベットに来たのだ?と錯覚します。

画像お借りしました:https://www.selenatravel.com
エルデニ・ゾーの北東の角にある、ラブラン・ゾー(ラブラン寺)は、18世紀に人々の寄進によって建立されました。現在も僧侶たちが勤行に勤しんでいます。
私がここを訪れた時は、僧侶たちの読経が響き渡る頃でした。
毎朝11時頃から、このお勤めが始まるようです。
少年僧を中心に年齢の異なる大勢の僧侶たちが講堂の中心で向かい合うような配置で読経し、参拝者は壁際のベンチ(ではないけれど、説明難しく(^^;)に腰かけ聴き入っていました。
正装姿の人々もいました。
私のように何も知らずに紛れ込んでしまった、西洋人観光客が写真を撮ろうとしたところ、入り口で全体を見渡していた年配の僧侶に阻止されました。
少なくとも、読経中は撮影禁止のようでした。

画像お借りしました:http://outofnowhere.asia/anja-eco-ger-camp-activities/
ラブラン寺の門の隣には、こんなお寺がありました

エルデニ・ゾー内にあった地図によると、Temple of Avalokiteshvaraだそうで、日本語にすると「観音寺」といったところでしょうか。

残念ながら、ここも鍵がかかっていました
大きな鉄製の釜がありました
最も栄えた時期には、1000人もの僧侶がエルデネ・ゾーの敷地内に住んでいたと言われます。
このお釜で煮炊きをしたのですね。

一番大きいお釜の直径は178cmとどこかで読みました。
その昔、チンギス・ハーンが野営で使ったお釜とされているとか。
左端には、大きな香炉があります。
Juniper Burner(ジュニパー・バーナー)と英語で説明されていました。
ジュニパー?
2年前、ある調香師が私に言いました。
「ジュニパー(ジュニパーベリー)の香りがあなたに近づきたがっていますよ。ジュニパーはあなたに力を貸してくれる香りです」
彼女はスピリチュアルの世界に詳しく、相性の良い香りがわかると言うのです。
そのときは、ふーん、ジュニパーね。
どんな香りなんだろう?
で終わってしまっていましたが
ジュニパーが気になってきました。
実は、草原のいい香りが気になって、どの草が香っているのか、あるいは様々な植物の複合香なのかわからないけれど、旅の最後で1本の若い小枝を宿に持ち帰り、「この草は何て言う名前?」と尋ねたところ、「ジュニパーよ。英語で何て言うのかはわからないけれど・・・」が答えだったのです
旅の最後の日に訪れることになる、ウランバートルのお寺でもジュニパーの香りと思われるお香を嗅ぎました。
それだけでなく、そのお寺では、「これ、あげる」と小さなビニール袋に詰まった粉末のお香をくれた女性がいるのです。
まさしく、私が気になって気になって仕方がなかった香りでした。

旅の最後で偶然にも、手に入るとは
不思議なことがあるものです。
「ジュニパーの香りがあなたに近づきたがっていますよ」は予言だったのでしょうか。
*****
帰国してから、ジュニパー(ジュニパー・ベリー)の精油を取り寄せ、アロマ・ディフューザーにセットしました。
モンゴルではなんともなかった、この香り、日本にいる私には激しい浄化をもたらすようです。毒素がたまっちゃうのかなぁモンゴルにいる間の超健康的な生活とは正反対だし・・・
*****
ラブラン寺の講堂の扉です
この扉の向こうで、僧侶たちがお経を読み上げていました。
もし、お手間でなかったら、
扉にそっと手を触れて・・・
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