ついにやって来ました、ゴルバン・ゾー

ここ、ハラホリン(カラコルム)にある、モンゴル最古のチベット仏教寺院(群)エルデニ・ゾーは、国内で最も重要な寺院と考えられています。
世界遺産にも登録されているだけあって、なかなか見所の多い寺院群ですが、その中でも一番の見所はゴルバン・ゾー(三寺)で、エルデニ・ゾーの中で最も古い寺院です。

中国式建築の伽藍が3棟並んでいます。
真ん中にあるのが中央寺(Zuu of Buddha)、
右側が西寺(Baruun Zuu)、
左側が東寺(Zuun Zuu)です。
ざっくりとご紹介したところで・・・
これから、ゴルバン・ゾーを一緒に見学しましょう!!
ゴルバン・ゾーは、昨日ご紹介しました、ダライ・ラマ寺院の裏手にあります。
周囲はぐるりと塀に囲まれていて、入り口には立派な門があります。

門のところで入場券を買って中に入ります。
※写真撮影料・動画撮影料はそれぞれ別途必要ですが、撮影料さえ支払えば仏像やタンカなど数々の芸術品が撮り放題というシステムです

ゴルバン・ゾーを囲む塀と門

ゴルバン・ゾー(三寺)のどのお寺も、中央におわしますのはお釈迦様。
年代の異なるお釈迦様(※)が静かに佇んでいらっしゃいます。そして、左右にゆかりのある僧侶が鎮座しています。
※ 東寺に少年期の仏陀、中央寺に青年期の仏陀、西寺に壮年期の仏陀
日が昇る東に幼少期の仏陀、日の沈む西が浄土を表しているからでしょうか、壮年期の仏陀になっているのですね。
お顔もこんなに違います。

少年期の仏陀

壮年期の仏陀

中央寺の入り口
1586年に完成した中央寺は、モンゴル初の仏教寺院で、旧都カラコルムの宮殿の廃材を使って建てられました。
1930年代のソビエト連邦による宗教弾圧時に、エルデニ・ゾー寺院を破壊するよう命がくだされましたが、このゴルバン・ゾーだけはその難を逃れました。

西寺の入り口
どのお寺も、中に入るとすぐに、こんな通路があります
私の記憶が正しければ、これは東寺のもです。

まずは、
時計回りにぐるっと一回り
それから、お参りしました
*****
明日は、お寺の中をご紹介したいと思います。
必見です!
入場券だけ買って入場した私が、仏像のすばらしさに心打たれ、皆さまとシェアしたい!と思って、写真&ビデオ撮影料を支払うべく門まで戻ったほどです!
(結局、様々な国からの団体観光旅行者たちが大型バスで次々に到着し、撮影どころではなくなってしまいましたが、これだけははずせない!というものを収めてきました!!)
よろしければ、明日もおつきあいくださいませ
そして、もしお手間でなければ、
下のダライラマ寺院の扉を開き(クリック)、
どうぞこちらの世界に来てください!
仏像たちが金キラキンに輝いていますよ
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今日も最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました