モンゴルを旅していると、
こんな石積みをあちこちで見かけます👀

見るからに、
人々の祈りが込められていそうな、石積み
私はこういうものを見かけると、
興味を隠さずにはいられません
これは、オボーと呼ばれるもので、
人々はこの周りを3回回って石を置き、
その後の旅の安全を祈願します
移動の多い遊牧民の国らしい慣わしですね
ちなみに・・・
3回回って置くものは、石でなくお金でも良いそうです。
馬に乗っている人なら、馬のたてがみを3本抜いて、オボーの上に置きます(すぐに、飛んでっちゃうと思うけど)
むかーし昔、モンゴルの人々は、神様は自然界のどこにでも宿っていると考えていました。
その神様の中でも最上に位置するのが、天の神様。
天の神様には、生贄を捧げていました。
その生贄を捧げた場所を天の神様にわかりやすく知らせるために、石を積み上げたのがオボーの始まりとか。
現在では、自治体のオボー、道のオボー、草原のオボー、記念のオボー・・・
オボーは様々な場所にあり、必ずしも宗教的な意味合いを持つものではありません。
草原のオボー(小さいです)は、場所の見当をつけるために作られたのが始まりですし、
水が湧き出ている場所には、感謝の気持ちを表したオボーがあります
英雄が埋葬されると、その場所に石が積み上げられ、自然にオボーが形成されたりもするそうです
いずれにしても、祈願だったり、感謝の気持ちだったり、そんな人々の祈りが宿っている場所には違いありません
モンゴルの人々は、オボーを見かけると石を積み上げることが習慣となっているようでした
こういう習慣、なんだかいいな♪♪
と思いました。

ここにも、石がゴロゴロ?巨大オボー?
なんて、これは羊たちの群れです
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