わりと、ささっと決めてしまった、
今回の目的地、モンゴル。
ふらっと来てしまっただけに、
基礎知識が乏しく、遊牧民一家のお宅(ゲル)で
「さあどうぞ!」
と振舞われた、乳白色の飲み物を見て
こ、これは、何だ??
やたら、大きい器に注がれたけれど・・・
とドキドキしながら、器に口をつける有様
遊牧民の生活を知りたくて来たのなら、
それくらい事前に調べておけよ!
という感じですが・・・
今さらジローでした

どうやら、これが、噂に聞いた
馬乳酒(アイラグ)
らしいです
もちろん、自家製です
馬乳酒は、アルコール濃度1‐1.5%程度で
こちらでは子供から大人まで
日常的に飲む飲み物のようです
が、しかし・・・
いくら濃度が低くても、私にとってはアルコールに違いなく
どうにも体が受け付けたがりません
強い酸味があり、独特の匂いもあります。
お椀のような器になみなみと注いでくれたのですが、
二口ほど飲むのが精一杯でした。
ごめんなさい
しかし、このお味、何かに通じるものがあります!!
それは・・・

カルピス創業者の三島海雲が内モンゴルで口にして、
カルピス製造のヒントにした飲み物とは、
この乳酒(馬乳とは限りません)であることは、
間違いなさそうです
カルピス(ちなみに、海外ではCalpicoと呼ばれます)
は美味しいんですけれどね・・・
モンゴルでは、約2300年前から乳酒が造られていて、
マルコ・ポーロは、「東方見聞録」の中で馬乳酒の作り方について記しているようです。
マルコ・ポーロ”も”この馬乳酒を飲んだんだ!
(自分は、2口しか飲んでいないのにも関わらず・・・)
と何気に興奮し、
彼のたどったルートを調べてみると・・・・

画像はWikiより拝借しています
ありました!ありました!
Karakorumという地名がありました!
このカラコルムこそ、
私が主に訪れた場所で、
遊牧民一家のお世話になった地域です。
マルコ・ポーロが踏みしめた大地に
遠い遠い時を隔てて立てたと思うと
ちょっと感動しちゃいました
「馬乳酒ができるまで」については、
別に記事をおこしたいと思います。
*****
今回の旅では、
草原地帯の一家と砂漠(乾燥)地帯の一家
2家族のお世話になっていますが、
生活スタイルはかわらないので、
重複する部分は1つにまとめ、紹介したいと思っています。
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