おや~?
こんなところにしゃがみこんで、
いったい何をしているのでしょう
手元に注目してみてください! じーっ

遊び道具を作っている
・・・そんなわけないか
A. 鳥や小動物を仕留めるための罠をつくっているのです
この罠にはまると、
鳥は、しゅるしゅるっと紐で首(鳥の場合)を絞められてしまいます。
木の枝がピーンと垂直に伸び、獲物が吊し上げられる
仕組みになっています
ちゃんと足元を見て歩かないと、踏みつけてしまいそうな小さな罠です
鳥や小動物は、こんな待ち伏せ作戦で仕留めるのですね
では、
昨日ご覧いただいた、エランドのような大きい動物はどうやって仕留めるのでしょう
エランドは大きい動物すよ。
大きいものは、体重が900キロくらいになるとか

大きい動物を仕留める道具は、コレです

矢です
でも、ただの矢ではありません
右と左の矢、色が違いますが、なぜだと思いますか
ちょっとだけ考えてみてください。
この違いは何



A.左の矢には毒が塗られているのです
毒を塗った矢を使えば、キリンでも仕留められるそうです
キリンちゃん・・・
ゾウなど、皮の硬いものにはつかえないそうです。
納得!
また矢を受けると強暴になる動物にも使わないそうです。
身の安全の方が重要です!
毒は、”毒ミミズ”から取るそうです。
ちょっとボケていますが、この1枚しかないので勘弁してください

真ん中あたりに、小っちゃな虫がいるのが見えますか
それが”毒ミミズ”だそうです
毒ミミズから取り出した毒を矢に塗り、
そして・・・
このカンファー(Comphor tree)の葉から抽出したエキスを矢に塗り重ねます。
エキスは、葉っぱを噛み砕いて抽出します

そうすると、毒が強まるのだそうです
さてと・・・
準備が整ったら、いよいよ狩りに出かけます
獲物を見つけたら、静かに近づき、矢を放ちます。

獲物に矢が刺ささると、体に毒がまわり、
動物はどんどん弱っていきます。
完全に倒れるのに数時間かかる(動物の種類による)そうで、時間をみて獲物を回収しにいくそうです。
世界最古の狩猟採集民族ともいわれる、『サン人の獲物獲得大作戦舞台裏』でした
*****
とてもシンプルな方法で獲物を仕留めるのですね。
獲った獲物は、余すことなく活用されます。

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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