ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認)の東海岸に位置するファマグスタ。その歴史はアルシノエという小さな漁村だった紀元前300年頃まで遡る。
ファマグスタと書いたが、それは英語名で北キプロスに住む住人はガージマウサ、またはマグーサと呼び、南側のキプロス共和国に住む人々はアモホストスと呼ぶ。
そして、私は、とあるモスクにいる。
モスクと言っても、その歴史は他の建造物と同様複雑で、14世紀に建てられたときは教会だった。イギリスに統治されていた時代は小麦の倉庫として使われていた歴史も併せ持つ。
そのモスクの名前は、あえて伏せておきたいと思う。
なぜか?
それは、これから始まるプチ物語を読んでいただけたらご理解いただけると思う。
私がブログに綴ることは、すべて事実。
構成を物語風にすることもあるが、あくまでも“風”であって、作り物ではないからだ。
さて、私が初めてそのモスクを訪れたのは、日差しのきつい正午だった。
重厚な扉はわずかに開いている程度だったが、わずかに開いた扉の向こうから「いらっしゃい!」というエネルギーのようなものが流れてきた。
だから、私はそっと扉を開けて中に入ってみた。
(後で撮った写真ですが、イメージとして掲載)
中には誰もいなかった。
イマームを除いては。
イマームは人の名前ではない。
イスラム教の指導者を指す。
「中に入ってもいいですか?」
すでに中に入ってしまっていたが、私は改めてイマームに尋ねた。
彼はモスクの中を巡回しているようだった。
「どうぞ」
彼は、私を招き入れた。
ゆっくり歩いて回る私が気になるのか、しばらくするとイマームが声をかけてきた。
次回へつづく・・・
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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