ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認国)、東海岸にある港町ファマグスタから北東へ10キロほどの所に位置する、古代都市サラミス。その歴史は古代ギリシャ時代まで遡る。
これまでのお話はこちら:
2) 古代円形劇場でした!
3) ゆるゆるの入場ゲート
4) いきなり度肝を抜かれた!
5) なぜ、頭がないのか?
6) 古代のお風呂
7) 古代のトイレ事情
8) まさかの使いまわし?
9) 古代ギリシャといえば!
10)サラミス遺跡の住人
11) 古代の床暖房システム
12) 下を向いて歩けば・・・
14) ない!ない!ジャケットがない!
17) 今行けば、間に合う!
18) How stupid!
19) 旅は道連れ
22) 聖エピファニオスって誰?
25) まさか、こんなところで?
26)役にたたない地図
27) お手上げ!
今回は、ここから
ツーリスト・オフィスからの連絡を待つこと40分。
私の電話はうんともすんとも言わなかった。
てっきり、私の番号が相手の電話機に表示されるシステムだと思っていたが、彼らは私の番号を知っていたのだろうか?🤔
日本だと、このような状況で相手の連絡先を確認せずに電話を切ることなど、まず「ない」ことだと思うが、北キプロスならあり得る!
「調べて、かけ直します」と言って電話を切ってから、「電話番号がわからない」と気づくパターンだ。
きっとそうに違いない!
私は、再び電話をした。
「サラミス遺跡で道に迷ったものです。電話を待っていたのですが、かかってこないのでかけ直しました」
「あぁ、あなたですね!聞いています」
聞いていますって
だったら、電話かけてきてよ~
やはり、私の番号がわからなかったのだろうか🤔
何らかの伝達ミスだったのかもしれない🤔
まあ、よい。
つながったのだから
「今はどこにいますか?」
電話口のツーリスト・オフィスの女性が言った。
「動かないようにと言われたので、どこにも行っていません。
浜辺です」
「何か目印になるものまで、たどり着けると思いますか?
どんなものでも良いです」
「どんなものでも良いなら、なんとかなるかもしれません」
道中のどこかで、家の住居跡らしいものや岩を見た。
その程度のものなら、どこかで見つけられそうだ。
「どんなものでも良いです。なければ、特徴のある木でも良いので、何か見つけてください」
「探します」
「そこにたどり着いたら、電話をください。
迎えに行きます」
ついに、遭難者となったらしい。
人生初体験
そうこうしているうちに、日本とのオンライン・ミーティングの時間となってしまった
こんなときに
普段はホテルの部屋からPCで繋がっていたが、やむを得ない。
私はスマホで参加した。
とりあえず参加して、手短に終わらせよう!
と考えたが、こういうときに限って長くなりそうな展開になってしまった
「申し訳ないです。 実は今、キプロスの遺跡で遭難しかかっていて長く話せません」
私は非礼を詫びた。
すでに、スマホとiPadの電池が切れ、私はモバイル・バッテリーでスマホを起動させていた。
モバイル・バッテリー分の電池が切れてしまったら、オフィスとの連絡手段がなくなってしまう。
=完全なる遭難
ダメだ、ダメだ!
そんなことがあってはならない!!
次回へつづく・・・・
今回の旅・北キプロス「リアルタイム日記」(2月17日~3月3日)をこちらにまとめました。1日1枚とさらりと日記という構成です
1) いきなり、ガーン!!
2) またしても、ガーン!!
3) 心臓が破裂するぅ~!
5) やっぱり、トルコじゃん!
10) バターは、乳搾りから!
11) やっっぱり好き!旧市街
13) これ、絶対に偽物だよね?
14) Back in Japan!! 成田-名古屋便がプロペラ機だった
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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