ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認国)、東海岸にある港町ファマグスタから北東へ10キロほどの所に位置する、古代都市サラミス。その歴史は古代ギリシャ時代まで遡る。
これまでのお話はこちら:
2) 古代円形劇場でした!
3) ゆるゆるの入場ゲート
4) いきなり度肝を抜かれた!
5) なぜ、頭がないのか?
6) 古代のお風呂
7) 古代のトイレ事情
8) まさかの使いまわし?
9) 古代ギリシャといえば!
10)サラミス遺跡の住人
11) 古代の床暖房システム
12) 下を向いて歩けば・・・
14) ない!ない!ジャケットがない!
17) 今行けば、間に合う!
18) How stupid!
19) 旅は道連れ
22) 聖エピファニオスって誰?
25) まさか、こんなところで?
26)役にたたない地図
今回は、ここから
あるはずの道が1本もかかれていない私の地図はまったく役に立たず、Googleマップもまたサラミスの道を示さなかった。
人がいないことがサラミス遺跡の良いところだったが、今となっては人っ子一人いないことが、状況を困難にしている。
歩けば歩くほど、自分がどこにいるのか、どの方向を目指しているのか、わからなくなっていった
目印になるものがない
あえて言うなら、この木を見た!この草花を見た気がするとか、そんな感じ?
それでも、歩き続けた。
そして、いつの間にか私は浜辺に行き着いた
明らかに目的地と違うが。笑
私は、ゼウス神殿でバーナードと「次はもう一つのバシリカ(聖堂)を見に行こう!」と話していたことから、「もう一つ」のバシリカを目指していた。
それは、カンパノペトラバシリカ(Kampanopetra Basilica)、
またはハーバーバシリカ(Harbor Basilica)という
4世紀に建てられた聖堂だった。
ハーバーバシリカというくらいだから、カンパノペトラバシリカは海沿いに建っている(はずだ)
ということは、
この浜辺をずっと歩いていったら、
カンパノペトラ聖堂にたどり着けるのだろうか?🤔
たぶん、そうだろう。
しかし、遺跡内と同様人っ子一人いない浜辺である。
自分が、どの辺りにいるかすらわからない今、遺跡内の道を歩いたほうがリスクは低い気がした。
浜がずっと続くとは限らない。
遺跡内の道なら、誰かがやってくるかもしれない。
「そうだ!」
私は、パンフレットに載っていた電話番号に電話することを思いついた。
「サラミス遺跡で道に迷ってしまいました」
「遺跡のどの辺りですか?」
「・・・・それが、わからないのです」
「何が見えますか?」
「海です」
「他には?」
「ここに来る前にゼウス神殿にいました」
「こちらは、ファマグスタにあるツーリスト・オフィスです」
「そうなんですか!サラミス遺跡のパンフレットに載っていたので、かけてしまいました」
「大丈夫ですよ。調べてからかけ直しますので、そこを動かさないでいてください」
「わかりました」
助かった\(^o^)/
なんとかなりそうだ!\(^o^)/
そして、私は待った。
ひたすら、待った。
・・・・・40分間
しかし、電話などかかってこなかった
次回へつづく・・・・
今回の旅・北キプロス「リアルタイム日記」(2月17日~3月3日)をこちらにまとめました。1日1枚とさらりと日記という構成です
1) いきなり、ガーン!!
2) またしても、ガーン!!
3) 心臓が破裂するぅ~!
5) やっぱり、トルコじゃん!
10) バターは、乳搾りから!
11) やっっぱり好き!旧市街
13) これ、絶対に偽物だよね?
14) Back in Japan!! 成田-名古屋便がプロペラ機だった
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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