かつて「世界一退屈な都市」と言われた、カタールのドーハ。
イスラム教国であるが故に飲酒できないという事情があるにせよ、アトラクションが少ないのも事実で、「世界一退屈」と言われてしまう理由がわからなくもない都市でした
私は、そもそもお酒は飲まないし、観光地に興味がないので、「世界一退屈」とは思いませんでしたが。
さて、今日はイスラムアート美術館へ行ったときのお話です。
「イスラムアート美術館はお勧め」
とホテルの人もタクシーの運転手も言うので、行ってみることにしたのです。
ちなみに、この日はタクシーを丸一日借り切っていました。
今思えば普通料金だったのだけれど、「ホテルで予約するとこんなにお得になる」と料金表を見せられて申し込んだのです
まあ、たしかに、黒いピカピカの高級車でお迎えにきてくれましたけれど・・・。
さすが、カタール!と思って乗り込みました。
そして、あちこち回っている最中、そのお勧めの美術館にも寄ったのです。
「どのくらいの時間がほしいですか?」
運転手が私に尋ねました。
「2時間くらいかな」
このことが大失敗につながるとは思ってもみず
人っ子一人いない、美術館へつづく道。
水がちょろちょろと流れていました。
まあ、雰囲気の良さげなところです。
ずんずん進んでいき・・・
入り口。
「申し訳ありません。今日は、かくかくしかじか、こういうわけで、今日は〇時まで休館しています」
え!
「夕方に是非いらしてください」
そんなぁ。
私は大ダッシュで駐車場に戻りました
が、しかし、そこにタクシーはなく・・・・・
あぁ、私が2時間だなんて言ったものだから、2時間後に戻ってくるつもりだわ、これは!
仕方あるまい、このあたりをぶらぶらするか。
特に周辺に何もない美術館の周りをうろうろし・・・
退屈だなぁ~。
あぁ、退屈。
「世界一退屈な都市」で世界一退屈な時間を過ごしているわ、私。
などと思いながら、
運転手が戻ってくるのを待ったのです。
しかし、待てど暮らせど運転手は戻ってこないのです。
2時間半が過ぎ、3時間が過ぎ・・・。
いったいどうなっているのだ??
たまたまやってきた2人組の男性をつかまえて、
「タクシーの運転手が戻ってこなくて、困っているのです。この番号に電話してもらえますか?」
と頼みました。
美術館周辺で初めて見かけた人達でした。
そして、運転手は3時間以上たってから戻ってきたのです。
ったく!
まあ、それだけなら良いのです。
問題はその日の夕刻に起こりました。
タクシーの運転手は、何食わぬ顔をして私をホテルに戻そうとしたのです。
夜は予定があるからと、拘束時間きっちりで
「ちょ、ちょっと待って!
私はあなたが戻ってこない間、ずっと待っていたんですよ?」
「2時間くらい美術館にいると言った以上、その2時間については、大目にみます」
(みる必要ないと思うけれど・・・)
「しかし、その2時間を差し引いても、あなたは1時間以上私を待たせました。せめて、その1時間分は延長してもらえますよね?」
(3時間延長しろ!)
「それはできません。今日は予定があるのです」
「だったら、その1時間分のタクシー代を返してください!」
旅先でこういう小競り合いをさせないで~
性に合わないわ
だけど、こういうパターンでそのまま引き下がるのは嫌ですよね?
ではでは、今日はこのへんで
Ciao!
カタール編:これまでのお話
3) アラビアンメルヘン
4) 一番気になった建物は…
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