えええい!公開しちゃえ!
『不幸なエジプト記』(仮) ←良いタイトル募集します
世界のあちこちを回って、それなりに旅慣れているはずですし、様々なピンチにも遭遇してきたはず
それなのに?
はい、エジプトでは、やられっぱなしでした。
ときにはやりかえしましたわよん
やられているだけでは、つまらないですもの
世界的大観光地なだけに、気乗り度30%で出かけたのがいけなかったのかもしれない。
エジプト旅は、封印したいほどに、トラブルの多い旅だった。
長らく封印してきたが、オマーン記のようにブログに書いたら、楽しかったことを思い出すかもしれない。
当時のことを思い出して怒りがこみあげてくるだけかもしれない。
どちらにしても、他人の不幸は蜜の味とも言いますし?
親愛なる皆様と蜜を分け合うつもりで、書いてみたいと思う。
不定期で。
はじまり、はじまり~
『不幸なエジプト記』としては、非常に軽度のものですが、まずは前回の続きからいってみたいと思います。
とらぶるエジプト:カルナック神殿 ①『とらぶるエジプト:カルナック神殿 ①』今日はさらりと・・・ ここは、エジプト、ルクソール。古代では、テーベと言われた都市※新王国時代(BC1550-1069年頃)に繁栄 カイロから陸路で約657k…ameblo.jp
クリスマス休暇に該当する時期に旅すると、ヨーロッパ勢を中心に世界中の観光客が集まっていることがある。
エジプトのような、ザ・観光地と化した国ではなおさらだ。
前回アップしなかった写真ですが、
カルナック神殿に到着したときなんて・・・・
これですよ、これ
第一塔入り口近辺
羊頭のスフィンクスが迎え入れてくれます
「世界中から集まった観光客の後ろ姿」というタイトルにしたい
見てのとおり、ずっと向こうまで続きます。
あれほど訪ねてみたいと思っていた、カルナック神殿なのに、
(故に神殿案内のガイドもつけたというのに)、興味が大半減。
羊頭のスフィンクス:40体の雄羊スフィンクスが参道に並んでいる
それでも、写真を撮ろうとする私に、
「1-2時間もすれば、団体客が去るから、人は減る。写真はそれから撮ったらよい」
とガイドが言った。
なるほど!
私はガイドの助言を聞き入れ、説明を聞くことに集中した。
ラムセス2世像:
元ラムセス2世像と言うべきかな?
ラムセス11世の娘と結婚したピネジェム1世が自分の名前に書き替えてしまった像
なんとも中途半端な写り方( ´艸`)
奥の奥までは、団体さんはやってこなかった
本当に人が少なくなった
”上書き保存”されたラムセス2世くんを撮っておこう!
今は、ピネジェム1世像だそうな。
カイロでカメラが壊れ、市街のカメラ屋さんで買ったデジカメ(エジプト・カメラとしましょう)は”きまぐれ”で、写真が撮れたり撮れなかったり
その性能に疑いを持っているわけではないが、日本製のカメラには敵わない。
こんなにもピンボケするのだ
・・・・・なんて、実はこれ、ピンボケではない。
ぼやけて見えるのは、砂塵が舞っているから。
羊頭のスフィンクスの後ろ姿: お尻の丸っこさがかわいくないですか?
エジプトで砂塵が舞うことなど特に珍しいことではない。
私は、団体観光客がぐんと減ったカルナック神殿で写真を取り始めた。
しかし、良い写真が撮れない。
砂塵のせいでぼやけてしまう
そのうちに、空が唸り始めた。
ゴーゴー
神か怪物が唸っているような音だった
青かった空は、完璧な灰色に。
私は、セト(Seth)神が暴れているのだと思った。
ちなみに、セト神は、ジャッカル(狼)の頭をつけた、こんな神様です
セト神:暴風と雷鳴を象徴とする砂漠の神で砂嵐を起こすとされている。長らく悪役を担っていたが、セティ1世(セト神による君主という意味)の即位によって、再び崇められるようになる。セティ1世の息子、ラムセス2世が「王に武術をおしえる神」「戦争の神」として復活させた。
ゴーゴー
ヒューヒュー
ゴーゴー音とともに
笛の音のような音が鳴り響いた 超不気味!!
空が割れると思ったほどの音だった。
砂塵が舞っているだけでなない。
写真ではわかりづらいが、雹(ヒョウ)が降っている。
人々が半袖を着ているほどに暑かったのに、突然の砂嵐と雹
エジプトで雹?
どれだけの確率でそんな天気に巡り合うのだろうか?
旧約聖書、『出エジプト記』の『十災禍、第7の災い』として、モーセが雹を降らせているほどに珍しい現象だと思う
十災禍、第7の災いとは:
紀元前15世紀頃、神の選民であるヘブライ民族はエジプトで奴隷として苦役を強いられていました。民族を解放しエジプトから導き出す使命を持ってやってきたモーセ。奴隷の解放を認めないエジプトに対してモーセは10の災いをもたらします。
その7番めの災いがエジプトに雹を降らせることでした。
モーセが杖を天に向かって指すとまたたく間に雹が降って来たと言われます。
これは、現代版モーセの杖か?
その直前に撮った写真には、誰のものかもわからない指が写っていて、天を指していた・・・
ちょっとぉ、私の撮影邪魔しないでよ!!
と思ったが、直後にこうなった
そして、皆が出口へ向かった。
その場にいるときは気づかなかったが、こうして改めて写真を見てみると、空には太陽が照っていて、雲が覆ったのは、まさにこの部分だけだったのか??
ヒョウが降ったのも、カルナック神殿だけだったりして??
私は、上の写真を撮った後、どちらにしても動けない(目を開けられない)ので、立柱室に逃げ込み、柱にピタッとくっついて、待機した。
嵐が止むまで。
その時に撮った写真
雹が太陽の光に反射したのか?
太陽神ラー(Ra)の思し召しか?
ヒョウと砂嵐が去った後
ちなみに、太陽神ラー(Ra)はこんな感じの神様
頭はハヤブサで、エジプトの最高神とされる。
ガイドに聞いた、カルナック神殿のことはほとんど吹っ飛んだ。
写真も数枚しか撮れなかった。
ぐったり。
もう、写真はどうでもいいわ・・・・
”不幸”続きのエジプトだったが、自然が相手では仕方ない。
これが、人的のものとなると話は違ってくる。
いよいよ、本格的な、不幸の始まり?が・・・・
次回へつづく・・・
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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