オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、
☑ マスカットのタクシー運転手バダル、
☑ サラーラの富豪ザキーム、
☑ 政府の官僚ムスラーム
サラーラのタクシー運転手サイーフも、私がオマーンという国を知るのに一役買ってくれました。
特にストーリー性があるわけではないけれど、前号の続きとなるので、リンクを貼っておきます。
1) オマーンのタクシー
3) 乳香の土地博物館
4) よりによって、オマーンで失くすなんて『よりによって、オマーンで失くすなんて(オマーン)』オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、☑ マスカットのタクシー運転手バダル、☑ サラーラの富豪ザキーム、☑ 政府の官僚ムスラームの3人だったけれど、…ameblo.jp
第 5号:
この旅のために日本で買ってきたばかりの帽子を、よりによって帽子が売られていない、しかし日差しが強いサラーラでなくしてしまうなんて・・・・
私はショックを隠せなかったが、気を取り直してサイーフと会話を続けた。
サイーフは、「ブリティシュ・カウンシルで英会話を習っている」(本人談)らしく、英語でのコミュニケーションに全く問題がなかった。
ありがたし~!
ホテルに近づいた頃、サイーフが言った。
「もしよかったら、一緒にお食事でもしませんか?オマーン料理をご馳走しますよ」
首都マスカットですら、オマーン料理を食べようと思ったら、女1人では食事できなかった
サラーラでは、オマーン料理でなくても、女一人では食事できないであろうことくらい予想がついた。
これまでの経験からすると、サイーフが良い人であれば、彼をつかまえておいた方が今後の活動が楽になることは間違いない。
サイーフは良い人の気がする!
「いいんですか?
では、ご馳走になります!」
サイーフと出かけたレストランでも、仕組みはバダルと出かけたレストランと同じだった。
男性がいることで、ことはスムーズに運ぶ。
奥にあるファミリールームへ案内され、その個室の床に座った。
このときの食事の細かい内容はもはや覚えていないが、Majboos/Machboosと呼ばれる炊き込みご飯のようなものと別皿で肉料理を食べたと思う。
こういうイメージ。実際は2人だけだった
上記2枚の画像は、イメージに近いものをネット界よりお借りしています
料理の記憶は曖昧だが、彼との会話についてはよく覚えている。
彼は、陸軍に勤めている34歳の男性で、副業として空いた時間にタクシーの運転手をしていた。
家はニズワにあり、サラーラには単身赴任できていると言った。
このときはまだサラーラにやってきて日が浅く、「先月家族を実験的に呼び寄せて、1ヶ月一緒に暮らしてみた」ばかりの頃だった。
子供は5人
34歳にして5人の子持ちとは驚いたが、オマーンではそれほど珍しいことではないらしい。
「子供は3人という家庭が多いから、うちは少し多いだけだよ」
(いや、3人と5人では大きく異なるけど…‥。それに、まだ34歳。もっと増えるんじゃない?)
「家族と離れて、淋しくない?」
と尋ねると、
「淋しいけれど、1ヶ月こっちで一緒に暮らしてみたら、家賃などいろいろとコストがかかり過ぎてしまった。
子供たちはまだ幼いから、親戚や知り合いがいるニズワのほうが安心できる。
単身赴任のほうがメリットが多いんだ」
と彼は答えた。
食後のティー:イメージに近いものをネット界からお借りしてきました
「ところで、サイーフって、日本語ではウォレット(財布)のことを言うんだよ」
と言ったら、
「それは、縁起が良い!」
と言って、彼は笑い転げた。
オマーンでは、「刀」という意味を持つ名前らしい。
よくある名前とその意味をいくつかおしえてくれたが、残念なことに今となっては思い出せない。
※「アラブ純情物語」を更新中に、わだのりさんが「バダル」は「海の男」という意味だとおしえてくれました。オマーンには意味を持つ名前の人が多いのかな。
次回へつづく・・・
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
画像を軽くタッチ(クリック)して応援していただけたら、
とっても嬉しいです❤
応援ありがとうございます♥
いただいた1クリックは、「にほんブログ村」での1票となりました!!私の励みです
そして、本当に厚かましいお願いですが、こちらもポチってしていただけたら、とってもうれしいです
世界一周ランキングにも登録しました!!
今日も最後までおつきあいくださり
ありがとうございました
****英検に関するお知らせ****
BRIDGEでは、2021年度第2回英検の申し込みは締め切りました。
試験の実施は、10月9日です!
BRIDGE(名古屋金山)https://bridge-els.com/