ところで、私はとても驚いたのです。
今回ナミビアの”愉快な仲間たち”のことを思い出したら、スリランカの”仲間たち”のことを思い出し・・・古い写真を引っ張りだしてきたわけですが、
ちなみに、
あのホテルはまだあるのだろうか?
と検索してみたのです!!
そーしたら、なんともびっくりな世界が待ち受けていたのです!
腰が抜けるかと思いました。
まずは、場所の確認です。24年前に撮られた写真です
時折波にのまれながら、寝そべっていました。右のほうにいる白っぽい人が私です
そして、今
ネット界で見つけてきた写真のため、距離感や取られた角度が違いますが、同じ浜辺と確認できます
はい、海は24年前も今も変わりません!
変ったのはカメラの性能です!
24年前は8歳から14歳(だったかな?)だった少年たちも、今は立派な大人になっていることでしょう
そして、今
手前のヤシの木林は整備されたようですが、
大きくは変変わっていません。
遠くの方に見える木々の感じも変わってません。
変ったのはカメラの性能 ←くどい!
ここは、カバラナ・ビーチ
ホテルが所有するいわゆるプリベートビーチのためか地図には載っていません。
当時、私はスリランカの遺跡や仏跡、茶畑を巡り、旅の後半でここ南西海岸へやってきました。
当時、まだ日本人にはスリランカのビーチは馴染みが薄かったと思いますが(スリランカ自体が旅の目的地としては、馴染みが薄かったかも)、ヨーロッパの人たちはこの地に注目し、旅行者の姿を見かけました。
エリアによっては、リゾート開発が進みつつあった頃です。
しかし、リゾートを好まない旅行者は”秘境的”ビーチを求め、ウナワトゥワという漁村周辺に集まりはじめました。
プライベートビーチのような感覚でひっそりと過ごせるということから、特にヌーディストたちには人気があったのです。
私はヌーディストではないですが、”ひっそりと過ごせる”感じを求め、やってきました。
ところが、
ない、ない、ない!
空き部屋がとこにもありません!
宿泊施設の数自体が少ないのに対して、長期滞在型の休暇を楽しむ欧米人が多かったのか、あるいは私の条件※が厳しかったのか、1室も見つけられませんでした。
※私は、個室にホットシャワーとバス・トイレが必要です
(一般家庭や少数民族の集落など、そういう環境が整わないところでは、現地の人たちの生活に合わせます。なくても大丈夫)
24年前ともなると、”暑い南の島のビーチあるある”で、水シャワーしかない施設が多かったのです。
私は宿泊施設を求めて、周辺何キロものエリアを1軒1軒訪ねました。
”足”となってくれるドライバーさんがいたからこそできたことです(^^;
ドライバーのヤッシーとは、紅茶の産地ヌワラエリヤで出会いました。
コロンボに降り立ち、キャンディ、ヌアラエリヤと進み、公共の交通機関で旅をすると恐ろしく時間がかかることを痛感し、ドライバーを雇ったのです。
でないと、肝心な遺跡・仏跡巡りができなくなってしまいます。
ヌワラエリヤの茶畑 女性たちがマジックかと思うほどの速さで茶葉を手摘みしていました
当時のスリランカでは、バスは”来た時に乗る”方式で時刻表がないのはもちろんのこと、どこにバスが停まるのかすら、地元の人でないとわからない仕組みでした
どれだけ多くの宿泊施設を回ったことでしょう。
とにかく空き部屋は1つもなく、ついに流れ着いたのが、カバラナビーチというプライベートビーチだったのです。
オーナーはロシア人でした。
ソビエト崩壊後ロシア人たちは、こういった一応?社会主義体制をとる国へ進出し始めていたのかな?(ちなみに、スリランカの正式名称はスリランカ民主社会主義共和国です)
メインの建物と複数のバンガローで構成される”リゾート”という名前のついた宿泊施設でした。
スイートが1室だけ空いていると言いました。
「宿泊客がいないのに、なぜ1室しか空いていない?」
と食いさがる私に、
私が宿泊を希望する最終日にロシアから団体客がやってくる。それまでバンガローは貸せないという、なんとも非合理的な(ある意味当時のロシア的な?)回答でした。
ソビエト連邦時代のロシアを旅しただけに、その回答を聞いて諦めました。
「スイートでは予算が合わない」
と交渉し、安く泊めてもらえることになりました。
他に宿泊客がいない、
プライベートビーチを持つホテルで、
エアコン・ホットシャワー・バス・トイレすべて完備されている環境なら、
予算は遥かにオーバーしてしまいましたが、宿泊環境については文句なしでした
スイートと言っても、そこは24年前のスリランカ、こんな感じでしたが、天上が高く気持ち良かったです。
天井の高さを撮りたかった写真が1枚残っているのみ(^^;
テラスにはプールがあり、気が向いたときにはビリヤードを楽めました。
現在はこうなっているようです
天井と天井のファンにその面影が残っているような?
そして、何よりも驚いたのが・・・・・
24年前の建物:
ロビーや食堂があるメインの建物で周辺にバンガローがありました。
現在:残念ながらコロナの影響からか?営業休止中のようでした
スリランカの経済発展(1997年から2021年までに、名目GDPは4.7倍になりました。179億ドル→845億ドル)と観光開発が進んだことが一目瞭然です。
しかし、この発展ぶり
超びっくり!
(ちょっと興奮気味)
あの世界はいったいどこへ??
というわけで、バック・トゥー・オマーンの前に、もう1回(か2回)、24年前のスリランカに留まらせてください
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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