乳香(フランキンセンス)の道を訪ねたくて (オマーン)

久しぶりのオマーン記事です。

「オマーンは、もういいよ」と言う人もいるのでは?と思い、ちょっと間を開けました。

今日から、オマーンの乳香都市サラーラ編を綴りたいと思います!

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サラーラ(Salalah): 首都マスカットから1050km, オマーン南部の中心都市で砂漠国にしては意外にも緑が多い

「今日から」と言ってしまったものの、現在、小学生から高校生までの子供たちが夏休みに入り、スケジュールが過密しています。時々「休憩ブログ」を挟みながら綴っていきたいと思います!

ピンク音符

サラーラこそ、私が訪ねたかった都市だった。

2007年まだ外国からの観光客を受け入れる体制などできていない頃のオマーン、イスラム教国の中でも保守的で女性一人では旅をしづらいということは、それまでの他のイスラム圏を旅した経験から容易に想像がついた。

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女性は、まず街を歩いていないが、いたとしてもこんな格好だった。

それでも、来てみたのは「乳香の道」(現在は「乳香の土地」と呼ばれている)を訪ねてみたかったからだ。

日本では乳香と訳される、フランキンセンス(frankincense)、その名を初めて聞いたとき「フランスのお香」(フランク王国のincense)なのか?と思った。

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乳香はたくさん買ってきたたり、もらったりした。

そんなわけで、オマーンを訪ねたのは14年前だが、まだ少しだけ残っていた。

そして、なぜかわからないけれど、シバの女王の姿が浮かんだ。

そして、匂いも嗅いだことがないのに、惹かれていった。

実際のところ、frankincenseの語源は、中世フランス語のfranc(真の)encense(香り)に由来しているのだとか。

古代エジプト第18王朝第5代ファラオ、ハトシェプスト女王が紀元前1458年(頃)に亡くなったとき、墓室の一面には乳香(フランキンセンス)が貼られたという。

乳香はかつて金と等価で取引され、『新約聖書』では、イエスキリスト生誕の際、東方の三博士が金、没薬と共に捧げた贈物の1つでもある。

東方三博士は東方三賢者と訳されることもあります.

私はその香の自生地であり、乳香の交易で栄えた、港町アルバリード(遺跡)を訪ねてみたいと思ったのだった。

ところで、乳香は、樹木の幹に傷をつけることにより分泌される樹液である。その樹液は空気に触れることにより乳白色の塊となる。

画像はおかりしてきました

この塊を焚いてお香として使う。

西洋では、大昔から宗教儀式には欠かせない香だった。

ピンク音符

とりあえず、フランキンセンスを紹介しないことには、サラーラ編が始らないと思い、書きましたニコニコ

こちらは、14年前に私がサラーラから持ち帰ったお香です下矢印

そのウッディな香りは劣っていません。

私にとってはとても懐かしい香りです。

以下の乳香(フランキンセンス)は下にいくにつれて、安価なものです。違いわかりますか?

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下矢印
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下矢印
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ピンク音符

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。

ニンジンをあげると喜ぶんです!

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