遡ること13年^^
中国雲南省大理ペー族自治州です。
ペー族は、漢字で「白族」と書きます。
白色を尊ぶ民族で、かつては漢族により「白人」(あるいは、民家)と呼ばれていましたが、1956年に自治州を設立する際に、「白族」と名が定められました。
そして、ここは住民の99%がペー族という、人口8000人(2008年当時、現在は約1万人) が暮らす周城村です。
数回にわけて、ペー族の村を紹介しています。
前回までのお話はこちら
4) 豚の生食 (ペー族)『豚の生食 (ペー族)』遡ること13年^^ 中国雲南省大理ペー族自治州です。ペー族は、漢字で「白族」と書きます。 白色を尊ぶ民族で、かつては漢族により「白人」(あるいは、民家)と呼ば…ameblo.jp
第5号: 藍染の村
引き続き、周城村よりお届けします。
ペー族の「豚の生食文化」(→★)には驚きましたが、ほかにも彼らが継承してきた独自の文化があります。
画像おかりしています: linkstravelandtours.co.uk
周城は、藍染の村として知られています。
搾り藍染の技術を継承してきたようですが、私の住む町名古屋にも「有松搾り」(※1)と呼ばれる伝統工芸があり、それが極似していたため(※2)、残念ながら注意を払っていませんでした
※1有松搾りは、国の伝統工芸品として指定されています
※2 製品を見ただけで、製造過程は見ていません
このような工程は、小さな子供だった頃祖母の友人宅でいつも見ていましたし
有松搾り:繊維を糸でくくる(搾る)工程です
ガイドが工房を案内してくれた際も「ふーん」で終わってしまったのです
今だったらブロガー魂を発揮して、周城の搾り藍染について取材してきちゃいますけどね
この大きなお鍋で染めます
なぜって、そこでは(あるいは、そのときに作られていたものは)、こんな製品を作っていたからです
藍染ですらなく、(恐らく化学染料による)単なる染め物(ろうけつ染め?)です
こういうのを見せてもらえていたら、これが有松搾りのルーツか?
と興味を覚えたと思うのですが・・・
あるいは、こういう工程とか
画像お借りしています:linkstravelandtours.co.uk
いや、そんなものを見てしまった暁には、周城その他周辺エリアを1日では回り切れなくなってしまたったでしょう(^^;
世界の需要は、こういう量販物ということでしょう。
量販といっても、機械でなく手作業で作られてる布製品です。
手間暇かかる搾り藍染より、こういう製品を東南アジアのどこかへ輸出した方が効率は良さそうです。
ところで、ここの搾り藍染が有松搾りのルーツか?
という疑問について、ざっくり調べてみました。
有松搾りのルーツではありませんでしたが、1980年代に入り人件費の高騰を受けた有松搾り生産者側が古くから藍染文化をもつ雲南省ペー族の村々に業務委託を開始したことがわかりました
ということは、
こで作られた”有松搾り”(もどき)が日本で売られているということ?
さらに、もしかしたら、ペー族が古くから継承してきた技術は、実は藍染のみで、”絞り”が加わったのは日本から仕入れた技術という可能性もあるのか?
そんな疑問が浮かんできました。
あ、でも、その答えは、次に周城を訪れた時に探します!
横着せず、今調べろって?
画像お借りしています:linkstravelandtours.co.uk
次回へつづく・・・
というほど、各ストーリーに繋がりはありません
最後は、モンゴルからの思い出の1枚で〆ます。
どしゃ降りが見事に晴れ上がり、馬の背中で喜ぶ超ご機嫌な私と超不機嫌なお馬さん
馬子(うまこ)「今日はこいつを乗せなくて良いと思ってたのに。チェッ」
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