タナトラジャ・シリーズはそろそろ終盤を迎える頃となりました。
この民族が持つ独特の死生観、葬儀の在り方から、「死」にまつわることを多く紹介しましたが、最後は慶弔の「慶」のほうにスポットを当てたいと思います。
その前に・・・
1990年に時の政府によって廃止されたとはいえ、人々の思想の中には階級制度が根付いています。
王族・貴族・平民・奴隷です。
※奴隷階級は、実態としては1909年にオランダ領東インドネシア政府によって廃止されています。
このため、階級の異なる男女(特に女性の方が男性より高い)の婚姻はスムーズにいかないことが多いようです。
かつては、王族と奴隷の婚姻は死罪に値したとか!!
好きなニャンコと自由に結婚できないなんて・・・日本に生まれてよかったにゃ~。
ネコの社会にも結婚っていう概念があるの?っていうのか、ネコの世界にも国籍ってあるの?
ニャンタはニッポン雄猫! でもって、生涯唯一のニャンコを愛する予定!「死が我らを分かつまで・・・」
突然キリスト教徒ふうなこと言っちゃって。でもさ、このトラジャの人たちも形式上は、クリスチャンと言われているんだよね。
にゃに?ホントにゃん
本当だよ。1965年に時の政府によって改宗を余儀なくされた際に選んだのがキリスト教で(イスラム教徒になると豚を食べられないから・・・)、のちに土着の風習とミックスしたアルクトドロ教といわれる宗教が定義されたの。
だから、あなたの宗教は?と尋ねると、たいていキリスト教って答えるよ。
ところで、タナトラジャ滞在中に、2つの結婚式を見学するチャンスに恵まれました
1つめは、村を案内してもらっている間に、偶然に出くわしたトラジャ族の結婚式

何やら、準備を進めている様子が気になったので、準備から式の一部までを見学させてもらいました。

ガイドさんが一緒に写真撮りたい?と尋ねてくれましたが、さすがにそこまでお願いする勇気はなく・・・

背景に見える、トラジャの彫刻ペインティングが華やかですね。
もう一つは、ガイドさんのいとこの結婚式です

こちらは、ゲストとして参列させてくださいました
ガイドさんの奥様と子供たちにも会うことができ、ステキな1日でした。「お父さんは仕事だから!」ということで、私と一緒にいてくれましたが、おかげで会う人会う人が「この人(←私)だれ?」(←推測)・・・・・部外者です。スミマセン
最初にフルーツポンチのようなものが出され、涼をとりながら式の開始を待ちました。
ところが、この晴れの日に・・・なんと!
なんと、式の途中、体調が著しく悪化してしまい、退場食事の時間にはちゃっかり回復しているという、醜態をさらし・・・
最後には何事もなかったように、新郎新婦と挨拶(と言っても、新郎新婦は私のことなど当然知らない)
お土産のコインケースをいただき、帰ってきました。しかも、普通は1人1つのところを7個も。「よかったら、日本のお友達にあげて!」と。ジーン
ちなみに、食事はビュッフェでした。
親族の方々は華やかな衣装に身を包んでいて、写真を何枚か撮らせていただいたのですが、なぜか1枚も残っていないんです フルーツポンチを手にしている写真もあったはずなのに・・・。
誤って削除してしまったのかな

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
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