ウクライナ編に戻る前に……
JALの神対応に続き、ポーランド入国管理局職員たちの優しい対応についてシェアしたい。
キーウ(ウクライナ)ーワルシャワ( ポーランド)間の休憩なし16時間のバス移動が最難関の今回の旅
座席は普通席しかない(念のため)
リクライニングで体を伸ばせるスタイルではない
少しでも、足元が広くなるように、とパノラマ席(最前列)を予約したが、足場はそう広くはなかった
おまけに手荷物が大きすぎて、バスの棚に収まらず、ただですら狭い足元に荷物を置き、その上に足を置く…という、窮屈極まりない設定だった
パノラマ席の良いところは、道中の景色を楽しめること
行きのバスは20分くらいの休憩が2回あったが、
「別のバス会社(FLIX BUS)のほうが、1時間早く空港に着ける」(ついでに、バスが新しい)という理由から、変更したのだった。
往路:ポーランド→ウクライナ間の移動に利用したPAVLUKS-TRANS
しかし、行きのバスPAVLUKS-TRANSは人気がないのか、車内はガラ空きで、1人で2席使って体を休めることができた。
どのくらいガラ空きだったかというと…、
乗客全員の荷物が全部でこれくらい
短いながらも、途中でトイレ・軽食休憩があったことも、ありがたかった。
一方、帰りのバスはというと…
復路:ウクライナーポーランド間の移動に利用したFLIX BUS
見た目はきれいで、バスも新しい。
メルセデスだったし
だからか、満席
そして、休憩なし
帰りのバスも、行きのバス同様、ドライバーが2人体制で交互に運転しながら、目的地を目指すスタイルだった。
トイレもバス内に設置されているため、良し悪しは別として、わざわざ休憩しなくても、16時間走行できてしまう形となっていた
さて、そんなバス移動の話はよいとして、本題に移ろう。
ウクライナの出国審査は案の定ゆるく、さーっと抜けてきた。
対して、ポーランドの入国審査は厳しかった。
出国はゆるゆるだったけど
右手に見えるのが、入国管理局の入国審査室
もちろん、想定内だった。
少なくとも、現在の戦時下にあるウクライナからの入国審査が緩いわけがない
母国を離れたい人は平常時の何倍もいることだろう。
スーツケースをいちいち開けられることはなかったが、「ウクライナで何をしていたのか」しっかり聞かれた
さて、この厳しい部類に入ると思われる入国審査だったが、私はその最中にヘアクリップを落とした
そのクリップは右肩からかけていたポシェットにとめてあり、ポーランド入国審査前に見たのが最後だった。
そのクリップが入国審査後になくなっていた
トイレに行こうとしたが、女子トイレのみ鍵がかけられていて(これには、他の人達もびっくり!約1名のご婦人は仕方なく殿方用のほうに入っていかれたが…)、私は引き返してきた。
ということは、荷物検査・身体検査の過程のどこかでなくしたことになる。
このまま、あきらめてポーランドに入国すべきか。
(形の上ではすでに、入国済しているが)
私は勇気を出して、入国審査室のドアまで戻り、係員に尋ねた。
「ヘアクリップを落としてしまいました。
この部屋の中のどこかに落ちていると思います。
中に入れてもらえませんか?」
驚いたことに、すんなりと入れてもらえたどころか、2名の男性が一緒になって探してくれた
入管なだけに、怪しい!1人で好き勝手に動かれては困ると思われただけだったりして?
私を含め、3人がかりでヘアクリップを探したが、見つからなかった。
「もしかしたら、ここ(入管)に入る前の入口近辺(私が最後にクリップを見た場所)だったかもしれません」
つまり、審査室に入る前のところまで戻りたいと言っている
さすがに、断られるかと思いきや、
なんと、そこまで案内してくれた
(入国審査室に入る前のところまで、戻らせてくれるなんて!)
なんとお優しい方々~
が、しかし、そこでも見つからなかった。
仕方なく、私は諦めた。
しかし、係のお兄ちゃんたちは、言った。
「バスの下にあるかもしれないよ」
(他の会社のバスが停まっていた)
「このバスが動くまで、待っていていいよ」
神!
ヘアクリップ1つで、こんなにも親身になって、一緒に探してくれる入国管理局職員は世界のどこを探してもいないだろう
しかし、入国審査屋に入る直前のドア近辺でヘアクリップを見ていたので、バスの下にクリップが隠れていることはありえないと思った。
「ありがとうございます」
「だれかが拾っていかれたのかもしれません。諦めます!」
私は、去ることにした。
ウクライナの人々は良くも悪くも、他人に無関心である。
旧ソビエト時代の影響かサービス精神は薄く、笑顔も少ない。
もちろん、それが悪いというわけでないが、時として、怖さを感じたこともあった。
(その類のエピソードはまた別の機会にしたいと思う)
一方、ポーランドの人々は基本的に親切で、街中でも困っていると誰かが助けてくれた。
困っていなくても、バスの切符の買い方を身振り手振りを交えながらおしえてくれたり、〇〇へ行きたい!というと、それなら、ここを見てからこう歩くと良い、と地図で示してくれたこともあった
ウクライナからポーランドへのバス移動では、両国の違いを感じる場面や事柄がたくさんあった。
わずか16時間なのに
さっきは16時間もの移動が苦痛と言ったばかりなのに
では、では、
今日はこのへんで
Ciao!
ウクライナ訪問記2024年12月
(ウクライナ訪問中は1日1投稿サラッと書きます!帰国後はマイペースで綴ります!)
10) プーチンとゼレンスキーのファーストネームが同じ!&ヴォロドゥーミル聖堂
『サチコとThai Go!』に続いて、『英検対策TV』というのを始めましたこれは、第3弾です!
特定の人にしか役にたたないかもしれないけれど、見てもらえたら嬉しいな♡
タイ語はゼロスターターですが、英会話・英語を教えることは本職です。
こっちはおなじみの『サチコとThai Go!』のショート今回は臨時でウクライナから。
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