ここは、北キプロス(正式名称は北キプロス・トルコ共和国だが、国際的には非承認国)、東海岸にある港町ファマグスタ。
ケレパチャという、「頭部と足部」という意味の、そしてその名とおり、「頭部と足部のお肉をグツグツと煮込んだ、最初から知っていたら、恐らく注文しなかった、スープ」(長っ!)を食べ終え、ホテルに帰ることにしました。
食後はゆっくりしたい派の私ですが、ゆっくりすればするほど、ただですら暗い夜道、人まで少なくなってしまいそうな点が心配だったのです。
30分以上歩かなければならないのですから。
会計を済ませると、店員さんが
「よかったら、どうぞ」
とこんなものを差し出しました。
「これは、何ですか?」
「英語でなんて言うのかはわからないけれど、トルコ語では、Karanfilです」
「ここに書いてもらえますか?」
私は知らないことを知った時、それが英語(もしくは日本語)でなんというのかわからない場合は、後で調べられるように書いてもらったりします。
Karanfil
調べてみると、「カーネーション」という意味と「クローブの実」という意味がありました。
どうやら、クローブの実のようです。
粉状になっているものしか使ったことがなかったので、ピンとこなかったけれど、スパイスの一種です。
「これをどうするのですか?」
「口の中に入れて、歯磨き粉がわりに使うのです。
胃にも良いんですよ」
口の中をさっぱりさせ、消化を助ける作用があるようです。
「では、いただきます!」
私は早速口の中に入れました。
ん~。
微妙。
というのか、苦手。。。
頭と足のスープは、なんとかOKでも、これを長いこと口に入れておくのは無理です
「あぁ、なるほど!スッキリしそうです」
と言って、お店を出ました。
クローブの実は、中国では乾燥させたものを漢方薬として使うようですね。
また、コレラやペストが流行した17世紀のヨーロッパでは、クローブの実を空気の浄化につかったのだとか。
ペストマスクの中にはハーブが入れられていたようですが、それはどうやらクローブだったようです。
ペストマスク(というのか?)
画像はナショジオよりお借りしてきました:Why plague doctors wore those strange beaked masks
浄化作用の強いクローブは食物の消化も助けるようです。
それでも、わたたしは・・・・
やっぱり無理。
食後にクローブ・ティーが出されたこともあったけれど、こちらもやっぱり無理でした
だってね、とっても濃かったんですもの。
頑張って、半分だけ飲みました
北キプロス人(=トルコ人)とクローブのお話でした~。
では、では、また明日
Ciao!
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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