突然始まった「ミステリー・ツアー」に巻き込まれてしまった皆様、
目的地がハイチとわかり、引き返したくなった方もいるかもしれませんが、あと1時間ほどで目的地に着きますので、腹をくくって到着を待ちましょう
それまでは、私の体験をお話ししますね
1) それ、タヒチです！
3) やっと見つけたホテルは…
5) それ以上は、払いません！
7) 写真撮っている場合？
8) 庶民の足タプタプ
9) ミロの町を歩く
10）もう騙されない！
11）25ドルが8ドルに！『25ドルが8ドルに！（ハイチ）』突然始まった「ミステリー・ツアー」に巻き込まれてしまった皆様、目的地がハイチとわかり、引き返したくなった方もいるかもしれませんが、あと1時間ほどで目的地に着き…ameblo.jp
第12話：天国行きのバイク、いや地獄かも^^;
「20USドル」と言っていたガイドは8ドルに、
「25USドル」と言っていたバイク・タクシーは8ドルになりました。
バイクとガイドがいれば、もう安心です。
間違いなくシタデルへ行けるはずです！
（持っていた地図はこれだけ
でしたが、なんとかなるものですね
）
さあ、シタデルへ向かって、
しゅっぱぁーつ！！
んんん？
ぎゃぁ～！
舗装されていないボコボコの山道をバイクで一気に駆け上がっていったのです。
ジェットコースター並みの激しさ
いや、明らかにそれ以上
ジェットコースターはコースが決まっているし、まず事故なんてない。
それに引き換え・・・・
このバイクは
ぎゃぁ～っ！
（実際には、怖すぎて悲鳴も上がらない
）
「胃袋がひっくりかえる～」
（心の声）
このまま行ったら、内蔵がすべて飛び出します
（間違いありません！）
ってか、
万が一臆が一転倒したら完全にアウトです！
即死レベル
”Rete!”(クレオール語で、Stop!)
「無理！」
言いたいことをどうにかこうにか身振り手振りで伝えて、残りの道のりは速度を落としてもらいました。
そして、到着したラミエール国立公園。
私は、無言で降りました。
気持ちが悪かったのです。
初の”バイク酔い？”
（そんなの、あるのか知らないけど^^;）
さらに、悪いことに・・・
「え？シタデルは、ずっと先じゃん？」
（と言っても、英語がまったく通じません）
おーい、
ガイドはどこへ行ったぁ？
私は別のバイクタクシーでついてきていたガイドを呼びました。
「シタデルまでいくら？」という話だったはずなのに、シタデルは遥か彼方、山の頂上にあります
「バイクは、シタデルまで乗せていってくれるんですよね？」
「Non」
えぇーっ？
先に言ってよ、そういうことは！
どうやら、バイク・タクシーがお客を乗せていくのは、国立公園の入り口までのようです
ミロの町から10キロほどのところでしょうか。
バイク・タクシーでなく、リアル・タクシーで来たとしても、ここラミエール国立歴史公園の前で降ろされるようです。
・・・乗り物ではこれ以上は進めない様子。
「シタデル、シタデル、シタデルに行きたーい！」
と言い続けて見つけたバイク・タクシーなのに、
シタデルまで行ってくれないだなんて
言葉が通じなかったせいかもしれないけれど、はたして言葉が通じたとしても、旅行者には伝えなかったのではないかな。
落胆と怒りをおさえて、ガイドに尋ねました。
「これからどうやって行くの？」
シタデルは標高970mのラフェリエール山の頂にあるのです。
選択肢は2つでした。
☑ 自分の足で歩く
☑ 馬に乗る
私は馬にしました。
馬がいくらだったか記録に残っていませんが、
再び“あの”交渉が開始され、
馬代が決まりました。
やれやれ。
ハイチでは、多くの旅行者がお金を「奪われる」という感覚に陥ります。
今回のように、都度お金を要求され、その都度ぼったくられるからです。
ちなみに、シタデルの入場料は5USドルでした。
・・・入場料は、さすがに値切りません(^^;
これは、中腹で撮ってもらった写真ですが、シタデルはまだまだずっと先だったのです。
次回へつづく・・・
ハイチで撮った少ない写真の中から1枚
街を離れると、緑が広がります！
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