ネパールを旅したのは、2006年、かれこれ16年も前のお話。
(その割には、最近のことのように感じる。なぜだろう?)
とても、思い出深い国でした。
このときの旅手帳を紛失してしまったため、思い出せないことが多々あるけれど、少しだけ綴ってみたいと思います。
まずは、チトワンからルンビニを目指していたところから。
(旅の一部です。始まりではありません)
2) お釈迦様の生誕地、ルンビニを目指して② こっちから願い下げだ!『お釈迦様の生誕地、ルンビニを目指して② こっちから願い下げだ!(ネパール)』一昨日、投稿しました「お釈迦様の生誕地、ルンビニを目指して」の続きです。このときの旅手帳を紛失してしまったため、記録がありません。記憶をもとに綴ります。 お釈…ameblo.jp
第3話:ルンビニに到着!
これもお導き?ブッダエアー
外国人の私が一緒にいたために、タクシーの運転手たちに外国人料金を提示されてしまったレックと彼のおじは、タクシーの運転手たちに腹を立てた。
「彼女に代金を支払ってもらったらいいではないか?」
というタクシーの一言に、「話にならない!バスで行く!」
と言ってくれた彼ら。
私を置いて2人だけでネパール人料金でルンビニまで行くことだってできた。
「それなら、私が払うから」と言う私に甘えることだってできた。
しかし、彼らは「3人でバスで行こう」と言ってくれた。
私はこのことに感激した。
チトワンのジャングル・リゾートでの一夜以来体調を崩してしまった私は、この日39度近い熱を発していた。
タクシーで30分もかからないところを倍以上の時間をかけてバスで行くのは相当きつかったが、彼らの気持ちがとても嬉しく、3人でルンビニ行きのバスを探した。
そして、立ち話をしながら停留所でバスの到着を待った。
やってきたのは、今にも壊れてしまいそうなほど年季の入ったバスだった。
こんな感じのバスだった!よく似ている!:ネット界からお借りしてきた画像です^^;
白地に薄い緑色の太い線の入った、そのバスの後部座席には女性が一人座っていた。
唯一の乗客だった。
バスは、時速10キロで進んでいるのではないかと思うほど、ゆっくりルンビニに近づいていった。
私たちは、このバスでも最前列の座席に座っていた。
レックが私にいろんなことを尋ねてきた。
恐らく日本について知りたかったのだと思う。
何を質問されたのかは、覚えていない。
私の体はどんどん苦しくなっていき、ルンビニに着く頃には座っていることすら苦痛になっていた。
すぐにでもどこかで横になりたい気分だった。
が、しかし・・・!
私はその日の宿泊先を決めておらず、「どこか」で横になることはできなかった。
まさかこんな体調になるとは思ってもみず、ルンビニに到着してから適当に決めれば良いと思っていたのだ。
レックと彼のおじは、どんどん衰弱していく私を見るに見かねて、私に代わってホテルを探してくれた。
なんて親切な人たちなんだろう
少し前に知り合ったばかりの人たちにお願いするようなことではなかったが、私は彼らの親切に甘えた。
スーツケースを転がしながら自力でホテルを探すだけの体力は残っていなかった。
私は彼らに、
「部屋にヒーターとお湯の出るシャワーがあれば、どこでも良い」
と伝えた。
“どこでも良い”部屋が決まり、私は休もうと思えばすぐにでも休めることとなったが、この紳士で親切な2人とお別れするのは惜しい気がして、彼らが昼食をとっている間ベッドで横になり、その後彼らの巡礼にお供することにした。
彼らの目的地は、ここ日本山妙法寺
廣供養舎利の文字が外国チックしているように感じるのは私だけ?
こんなふうに、ストゥーパの周りに4箇所仏陀像があった
しかし、彼らは毎年ここへお参りに来ると言ったが、どんなご縁だったのか?
(たぶん、聞いたのだけど覚えていないパターン・・・)
こんな形で到着したルンビニだった。
体調を崩していることを想定していなかった私は、1泊したらカトマンズに戻ろうと思っていた。
そのための飛行機のチケットは予めとっておいた。
その名も、
ブッダ・エアー
( ´艸`)
最初は冗談かと思った。
航空券は、ピンク色のペラペラの紙にカーボン紙で文字や数字複写されたもので、チケットの右上には仏陀の顔が印刷されていた
本当に大丈夫か?
我がニャンタの背中に軽く触れてこのブログを応援していただけたら、うれしいです
ペルーのチチカカ湖に浮かぶ葦でできた島ウロス島にて
1クリック応援ありがとうございます
いただいたクリックは「にほんブログ村」での1票となりました
私の励みです
そして、本当に厚かましいお願いですが、こちらもポチってしていただけたら、とってもうれしいです
世界一周ランキングにも登録してみました
今日も最後までおつきあいくださり、
ありがとうございました
****英検に関するお知らせ****
BRIDGEでは、2022年度第1回実用英語技能検定(英検)を昨日(6月4日)に準会場として実施しました!
6月20日より、こちらのサイトで合否結果を確認できます
英検 合否結果閲覧サービス | 英ナビ!
BRIDGE(名古屋金山)https://bridge-els.com/